奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 水を抜いたため池に来た鳥

2022-11-15 20:22:13 | 奈良散策
奈良散策 第629弾


11月9日早朝の散歩のときの写真です。最近、撮るものがなくて困っていたら、水を抜いたため池に水鳥の来ることが分かりました。





いつもの道を歩いていても、鳥も猫もいないので、今日はちょっと違う道を歩いてみました。民家の間の道を歩いていたら、電線にジョウビタキが止まっていました。



テレビのアンテナにはヒヨドリがいました。でも、このくらいでしたね。



それで、いつもの金魚池の周辺に行ってみました。金魚が網の中に入れられ、噴水のように水が撒かれていました。



金魚を飼っていたため池は冬になる前に水が抜かれるのですが、その後がちょっとした干潟になっています。そこに水鳥がやってくるので、最近の楽しみになっています。これはクサシギ。難点は逆光になるところです。



これはたぶん、イカルチドリ。これも逆光でした。





キセキレイも来ていました。



散歩から帰るころになると、やっと猫の姿を見かけるようになりました。でも、この日はこの黒猫だけでした。


雑談)最近は暇さえあれば、まとめの作業をしています。まとめることでもやもやしたものがすっきりしてくるので、楽しみながらやっています。

1)まずは昨年の秋から始めたコロナについて調べることです。昨年9月から今年の5月まで、感染症数理モデルとか、ウイルスの勉強やら、コロナの感染の仕組みや免疫応答、ワクチン、ウイルス検査法について勉強して、それらをまとめてみました。全部で340頁ほどになったので、索引をつけて製本しました。今年の6月以降は毎月1回、「最近のコロナの動向」と題する数ページの小文を書いて、知り合いに配布しています。

2)2カ月ほど前から、「奈良 名所探訪」という冊子を作り始めました。その年に行った神社仏閣、お祭り、史跡、公園などを、ブログの記事をもとにして1冊にまとめて製本することにしました。先日、2021年版を作ったので、今は2022年版を作っているところです。

3)大阪に住んでいるときにブログに出して来た動植物のリストを作っています。単なるリストではなくて、これに写真もつけようと思って、別冊として写真図鑑を作っています。動物が3000種、植物が1000種ほどあるので、結構大変なのですが、動物についてはリストも図鑑も出来上がりました。今は植物のリストと図鑑を作っています。植物は最近分類体系が変わったので、いちいち調べていかないといけないので厄介です。これまでにシダ、コケ、裸子、単子葉が終わり、双子葉が1/3ほど終わったところです。

4)奈良で撮影した動植物の写真も小冊子にしようと原稿を作り始めました。今は、鳥を作っているところです。100頁ちょっとになると思うのですが、もうすぐ出来上がります。完成したら、索引をつけて製本しようと思っています。

早朝の散歩 ニュウナイスズメとカモなど

2022-11-14 20:07:11 | 奈良散策
奈良散策 第628弾


11月8日早朝の散歩のときの写真です。この日はニュウナイスズメの群れを見に行った後、佐保川土手を渡りのカモがきていないか調べに行きました。





朝7時前なのですが、高圧線にはこんなにニュウナイスズメがいました。



よく見ると、普通の電線にも止まっています。





ちょっと拡大してみました。





高圧線に止まっているニュウナイスズメも撮ってみました。



よく見ると、アトリが一羽混じっていました。



電線にはムクドリもいましたが、やはりほとんどがニュウナイスズメでした。ざっと数えてみると、250~300羽くらいでしょうか。





ニュウナイスズメの群れから離れ、佐保川土手を歩いてみました。下流に行くと、以前、カモがたくさんいたので、もう来ているかなと思って。これはジョウビタキ



そして、キバナコスモス





これはモズ。ちょうど鳴いているところでした。





ヒドリガモはちょっとだけいました。





これはイソシギ





シャクチリソバが咲いていました。アレチウリが混じっているのでややこしいのですが。





これもイソシギ



それからセグロセキレイ







これはマガモ



それにカルガモ。やはり、渡りのカモはまだ来ていませんね。

奈良大菊人形展

2022-11-13 20:57:15 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第627弾


11月5日に春日大社若宮の初参りにいった後、バスターミナル屋上で開かれている菊人形展に行きました。





春日大社から自動車道を歩いていると、県庁が見えてきました。その手前にあるのがバスターミナルです。ここは観光バスの駐車場になっています。バスターミナルの屋上で菊人形展を開いているのが見えます。



バスターミナルの屋上に上ってみました。この間、登った若草山が見えています。







折角、鳥撮影用のコンデジを持ってきたので、拡大して撮ってみました。若草山は三重になっているのですが、広場になっているところが一重目の頂上です。この間はここまで行きました。それより上に登っている人も見えます。



菊人形展というのをよく知らなくて、栽培した菊の展示だと思っていたら、菊で飾った人形の展示だったのですね。



奈良らしく、飛鳥時代の人々の展示になっていました。これは額田王。額田王は斉明、天智天皇を中心に仕えた女官で、歌や舞を得意とし、機知に富んだ女性として知られています。



これは漆背金銀平脱八角鏡で、光明皇后が東大寺盧舎那仏に献納したものだそうです。



これは琵琶。



そして、天武天皇と持統天皇。持統天皇は天智天皇の娘で、天武天皇の妃でした。天武天皇の死後、天皇に即位しました。そういえば、天智天皇の写真を撮るのを忘れていました。



これは皇極天皇。天智天皇と天武天皇の母で、皇極天皇として即位した後、孝徳天皇に譲位し、10年後に再び、斉明天皇として即位しました。





一番端から菊人形展を逆に写したものです。



これは大友皇子。



それから、藤原氏の始祖である中臣鎌足でした。



入り口に置いてあった菊の花です。



入り口からもう一度写してみました。遠くの塔は興福寺の五重塔です。



バスターミナルの屋上から奈良公園を見てみると、何か催し物をしているようです。行ってみると、奈良のフードフェスティバル C'festaを開いていました。食のフェスティバルというので、あちこちで食べることができたのですが、あまりの人の多さに早々と脱出しました。



そして、一の鳥居に着きました。まだ、ナギの木が取り付けられていました。





御旅処では12月の若宮おん祭りの準備で建物が造られ始めていました。おん祭りのときはここに若宮のご神体が運ばれてきます。近くのお茶屋さんで、どうやって運ばれるのか聞いてみたら、真夜中、真っ暗の中でご神職に囲まれて運ばれてくるようです。その時、例のウォーと言う「警蹕(けいひつ)」の声が響き、大変神秘的だそうです。



帰りに飛火野越えで若草山を撮りました。もう紅葉が始まっています。

春日大社若宮初参り

2022-11-12 20:45:20 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第626弾


11月5日にまたまた春日大社若宮に行きました。若宮は本宮の祭神の御子神を祀った宮のことをいいます。具体的には、本宮第三殿の天児屋根命と第四殿の比売神の御子神、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと )のことで、水徳と知恵と生命の神だそうです。



この日は七五三のために春日大社の駐車場は使えなかったので、高畑駐車場に止めました。参道まで歩いて行くと、この間、行われた若宮正遷宮の門がまだそのままありました。



二の鳥居です。





鳥居をくぐって若宮の方角に向かいました。



この日の目的はこの看板にある通り、「若宮御造替八日間初まいり」でした。



「初まいり」がどういうものか分からなかったので行ってみたのですが、普段、通ることができない神楽殿の石段を登って、拝殿のところでお参りすることができるというものだったようです。普段は横から拝殿に行くのですが、正面からいけるというわけですね。







ついでに、新しく改修された若宮の写真を撮ってきました。









各部を拡大して撮ってみました。



この間、一の鳥居にあったのはナギの木だったのですが、こちらはサカキのようです。





帰りにこの間見たシダがまたありました。今回も写真を撮ったのですが、たぶん、ナチシダではないかと思っています。ナチシダは普通茎が3分岐した後、両脇の枝が2分岐して、全体に5角形になります。この写真のものは3分岐した後、2分岐がまだ発達していないのではないかと思いました。







若宮から本殿の方に向かいました。この日は七五三で着飾った子供たちがたくさんお参りに来ていました。



本殿から参道に戻りました。



奈良公園ではそろそろ紅葉が始まっています。



拡大してみると、ナンキンハゼのようです。

この後、バスターミナルの屋上で開かれていた菊人形を見に行きました。それは次回に回します。

早朝の散歩 スゲオオドクガなど

2022-11-11 20:24:40 | 奈良散策
奈良散策 第625弾


11月7日早朝の散歩のときに撮った写真です。



最近、撮るものがあまりないので、まず、スズメを撮りました。



次いで、ヒヨドリです。ちょうど鳴いているところが撮れました。





「猫広場」にはこの日も茶トラがいました。我が物顔で歩き回っています。



ヒクイナがいないかと思って撮っているのですが、いつもバンばかりですね。



これはイヌホオズキ



ちょうど太陽が雲に隠れて、逆光で撮ることができました。いつものため池です。



ここは金魚の養殖に用いられているため池で、秋遅くなると水が抜かれます。



そこに、ダイサギアオサギが来ていました。





ヨシが3mほどの高さになっています。







道端に蛾が死んでいました。黒点の配置から、昨年、この近くで幼虫を見つけたスゲオオドクガではないかと思います。



これはムクドリ





かなり離れた場所にカワセミが止まっていました。



最後はジョウビタキでした。