物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

ロケット雲斜め切る

2009年10月06日 03時19分05秒 | 僕は空を見ている






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五十嵐大介 『魔女』

2009年10月06日 02時56分36秒 | 徒然のこと
「言葉で考えるあなたは言葉を超えることは考えられない。」
魔女とは言葉を超え、ありのままをありのままに受け入れることができる者。ゆえに言葉では表すことのできない世界を視ることのできる者。
森の精霊たちが画面いっぱいに描かれているページは、圧巻。五十嵐大介は魔女か。いや魔男か。(間男ではないだろう。)
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油彩P-2

2009年10月06日 02時30分47秒 | 絵の制作過程

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詩347「ひつじをいっぴきかっている」

2009年10月06日 02時21分48秒 | 自作詩
ぼくはもこもこときもちのよい。
ひつじをいっぴきかっていて。
ぼくの恋人はそのひつじと。
恋羊のひつじをいっぴきかっている。
空を隔て遠いところにいるもので。
ぼくは恋人にひつじは恋羊に。
めったなことではあえないけれど。
ひつじがめえとないたとき。
恋羊もめえとないている。
ひつじが星を見上げるとき。
恋羊も星を見上げている。
ひつじがねつを出したとき。
恋羊もねつを出している。
ひつじが恋羊をおもうとき。
恋羊もひつじをおもっている。
のでそのたびにぼくはひつじをなででやる。
ゆっくりとなで顔を近づけにおいをかいで。
ひつじといっしょにめえとなき。
ひつじといっしょに星を見て。
ひつじといっしょにねつを出し。
ひつじといっしょにおもっている。
つまりぼくは恋人の夢なども見るわけですが。
そんなこんなをしているうちに。
はて恋人はぼくの恋人だったのだろうか。
それともぼくのまぼろしだったのだろうか。
判然とはしなくなりますますおもいをめぐらすのですが。
どちらにしても大したちがいはないことに思いいたり。
なにしろひつじの毛はのびる一方で。
春先にはきれいに切ってあげなければいけません。
ぼくのおもいものびる一方ですが。
これは切るわけにもいきません。
まあいいでしょう。
なにもかもまあいいでしょう。
ぼくはひつじをかっている。
ぼくはひつじといきている。
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