見たかったオウレン2種がみられてほくほくのなつみかん。
もう一つの目的は冬の鳥さんたち。
園路を歩いていると、あちこちから元気な小鳥たちの声が聞こえます。
でも、声はすれども姿は見えず・・・
そこで、いつも鳥をよく見かける池の方に行ってみました。
・・・日陰にはまだ雪が残っています。
生産ハウスの横の花壇にはまだロウヤガキの艶々した実が残っていました。
湿地のあるゾーン、向こうの方にメタセコイアが見えています。
その向こうにはもう園外の畑地が広がっています。
あ、イカルが鳴いています!
でも近づいたら逃げて園外の林の方に行ってしまいました(泣)
うまく枝の上にとまった!
でも遠すぎる上、一部に光が当たって撮れない~
見事な枝かぶりですが、一応証拠に・・・
余談ですが、イカルは高い所が好きなのか、いつ見かけても高木のてっぺん。
枝かぶりばかりです。
とりあえずトリミングしたけど、イマ千がイマ億になっただけでした。
ソシンロウバイがまだ綺麗に咲いていました。
やはり宇治よりは寒いから、遅いのでしょうか。
そうそう、ロウバイを見たら観察しようと思っていたのでした。
開き始めの花と・・・
ぱかっと開いた花。
何が違うかというと、上の方は雄蕊が外の花弁にもたれかかっている雌性期。
下の方は、雄蕊が立ち上がって花粉をぱふぱふ出している雄性期。
だと思いますが、よろしいでしょうか、先生!
念のためトリミング。左が雌性期、右が雄性期・・・花粉が零れ落ちています。
そんな写真を撮っているとどこからかホオジロが沢山近づいてきました。
え~と思って写そうとしているうちに、あっという間に去ってしまいました。
なぜか取り残された一羽を撮ったのがこちらです。小さっ
ちょっと雰囲気が違う・・・おまけに遠すぎてよく分かりません。
トリミングしてみると・・・
よく分かりませんが、ホオジロの若でしょうか。
まあ、一羽だけ取り残されたことといい、まだ経験が浅い若鳥のような気もします。
ご存じの方、教えてください!
ということで、まともに鳥さんが撮れずガッカリしながら池ゾーンを離れました。
雪の残る道の向こうに見える赤い鳥居がいい雰囲気だったのに、写真はまたもやイマ億・・・
お天気のいい日はコントラストがきつすぎて難し~
頼みのヤブツバキはみな蕾。やはり寒いのでしょうね。
でももう少し!
仕方がないので、もう一か所のツバキが沢山ある場所に向かうことにしました。
ふと下を見たときに偶然見つけたツチグリ。
今頃なんでやねん!
ちなみに、中身は空っぽ。
ということでツバキのあるエリアにやってきました。
ワビスケ系のピンクの可愛いツバキ発見!
それにしても、一応山野草の森なんだから、樹名板付けておいてほしいです~
・・・でもそのほかのツバキはどれもまだ早すぎて、カチカチの蕾すらまばらでした。
仕方なく、ツワブキの綿毛をパチリ。
その時、向こうの方の線路に何か列車が通っているのが見えました。
な、なんとあの超高級列車、瑞風(MIZUKAZE)ではないですか!!
慌ててシャッターを切りましたが、証拠写真しか撮れず残念・・・
ちなみにこの瑞風、行先は山陰地方で、料金は一泊二日2名で約35万、ロイヤルスイートは何と約85万円です。
おそらく乗る機会はないので、せいぜい写真を撮るくらいでしょうかね~
そうそう、以前京都駅で出発シーンに出くわしたことがあったのですが、みな小旗を振ってお見送りでしたよ!
晴れた日とはいえ、気温はとても低く、体が冷え切りました。
センターハウスの薪ストーブで体を温めてから帰りましたとさ。
あとひと月くらいしてもう少し花が咲いたら再訪したいです。
【撮影:2022/2/12 わち山野草の森】