2月中旬に入り少しは暖かくなるのかと思いきや、全く逆で寒波再来・・・
しかも、まさかの週末だけの雨予報~(泣)
でもそんなときの強いお助け場所、宇治市植物公園。
ここにはコンパクトながら色々な花が見られる温室があります。
とりあえず午前中はどん曇り予報だったので、開園と同時に訪れました。
入り口手前のフラワーブリッジ。わずかにパンジーとストックが咲いているだけの寒々しさ・・・
突き当りの池の向こうに、花と水のタペストリーが見えます。
あれ、ヒヨドリちゃんがお水を飲みに来ていました。
幸先いいかも!
ということで早速中に入りました。
受付のある緑の館では、コーヒー展をやっていましたが、雨でも行ける場所はパス!
とりあえずとっとと外を回ることにしました。
まずは・・・咲いていました!
早春に咲き始めるミヤマウグイスカグラ、前回(1/10)は花芽も分かりませんでしたが、今回は開花。
お分かりでしょうか、花弁や萼など至る所に毛が生えているのがミヤマウグイスカグラの特徴です。
ウグイスカグラにはこんな毛がありません。
以前のブログで説明しているのでよかったら覗いてみてくださいね。
もう一か所、ミヤマウグイスカグラがあったはず・・・
竹藪の向こうです。
こちらも咲いていました!
東屋バックに、なかなかの風情でした~
もうひとつ、咲き始めているかな~
ほとんどがまだ蕾でしたが、一本だけ咲いていました!
春一番に咲き始める木の花のひとつ、アセビです。
ほとんどがこんな蕾でしたが・・・
だんだん膨らんできて・・・
ぱかっと開きます!白い米粒のような花、いいですね~
昨シーズンの実もまだ残っています。
アセビはツツジ科アセビ属。本州以南に自生する常緑低木です。
漢字では馬酔木と書き、植物全体に毒を有してその葉などを食べた生き物がふらふらになることから名づけられたと言います。
何でも食べちゃう奈良公園のシカもアセビだけは食べないので、残されたアセビをあちこちで見かけます。
鹿よけにわざと植えたり、殺虫剤として使ったりすることもあるそう。
まあ食べる人はいないでしょうけど、覚えておく方が良さそうですね。
珍しく上を向いた花があったので覗いてみました(トリミング写真です)。
「雄蕊は2本の角を持ち毛深い」という記載を初めて確認できました。
確かに・・・です。ボケてますが、雌蕊もちゃんとありますね。
ということで、とりあえずここで見るのをでいつも楽しみにしている花が見られたので満足です。
でもこれだけではありません。園内には「ザ・春~」もまだまだありました。
続きは明日以降をお楽しみに!
(皆さんのアドバイスに従って、小出しにしますよ~笑)
【撮影:2022/2/19 宇治市植物公園】