ちょっとしたお散歩なのに気になる花を色々発見。
一番テンション上がったのがこちらです。
擬宝珠のようにとがった蕾がひらくと現れるのがフワフワの柔らかい毛が生えた星形のお花。
そう、ガガイモです!
ガガイモはキョウチクトウ科イケマ属。
余談ですが、以前はガガイモ科ガガイモ属だったはず・・
遺伝子に基づく分類法になってから、ガガイモのガの字も出てこない分類になってしまいました。
ガガイモは日本神話にも出てくる由緒正しい植物なのに、失礼ですよね!
(という科学的ではない発言でした・・・)
それはともかく、ガガイモは古くはカガミまたはカガミグサと言ったそうです。
ガガブタと同じく、鏡=カガミ=ガガの法則ですね。
(レディーガガは、鏡婦人!?)
でもガガイモの場合は葉ではなく、実の内側がツヤツヤしているから付けられた名前とのこと。
その実ですが、お芋のような形なので、ガガ「イモ」。
そして、日本神話ではその実を二つ割にした舟に乗ってスクナビコナの神が波の彼方から日本にやってきて、
国造りに協力したと書かれているそうです。
ガガイモ~すごいやん!
花からびよ~んと伸びている糸のようなものは、花柱です。
上の2枚のように白い花もありますが、一般には下の写真のような赤みがかった花が普通です。
花はまだ咲き始めですが、蕾も沢山あったのでしばらくは楽しめそうです。
ちなみにこのガガイモ、ヘクソカズラと例えられるほど繁殖力が強いらしく、いったん根が入り込むと駆除は困難。
うっかり持ち帰ったら大変なことになりますね。
近所でも、駐車場の隅に大きな塊になって生えています。
ガガイモの実にも、すごく興味があるのですが、これまで一度もみたことがありませんでした。
今回咲き終わった花のあたりを見ていると、緑の若い実を発見!
とりあえず写真を撮って家で見てみると・・・
(虫が苦手な方は薄目で見てください)
どう見ても、青い芋虫が中から実を食い破っていますよね。
調べてみても、そんな情報は出てこないので、普通のことではないようです・・・
でも実が生ることは分かったので、今年こそ丹念に探してみますね~
お次は、近くにあったこちらの花。
イタドリの花なんですけど、ちょっと雰囲気が違いますよね。
そう、こちらは実が真っ赤になる「ベニイタドリ」(メイゲツソウ)。
毎年この場所に咲くので今年も探したら、ちゃんと赤くなっていました。
別の場所に真っ赤になったベニイタドリ発見!
イタドリは雌雄異株で、赤くなるのは実なので雌株です。
イタドリでお休み中のナナホシテントウ。お久しぶり~
これで今回の宇治川散歩はおしまい。
途中、セイバンモロコシの穂がキラキラ光っていました。
おしまい。
【撮影:2021/9/5 宇治川】
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何か、花に似つかない分類に変更されてしまったんですね。
遺伝子が繋がっている???
そう言えば、ギンリョウソウがツツジの仲間って言うのも、ほんとかぁって思っています。
レディ・ガガとスクナビコナの神が繋がっている。
でも、レディ・ガガ、昔で言うと、女王のようでもありますもんね^^;
イタドリは、雌雄異株ですか。知りませんでした(@_@)
勉強になります^^
おはようございます。
レディーガガは鏡婦人には笑ってしまいました。
話をそこに持ってくるか?
さすが関西人!
鏡=カガミ=ガガの法則も新法則発見ですね!(笑)
私も去年?、ガガイモの果実取り上げました。花の割りには大きすぎる緑のサツマイモのような果実です。
中は綿つきの種子がびっしり。
初めて見てかなりのインパクトでした。
ぜひこの機会に観察してください。
朝から楽しませていただきました。
眠気も覚めました!
今回はレディガガとかツッコミどころが満載ですが、あえてイタドリの話です。
タデ科の植物の中でもオンタデ属、ミチヤナギ属(これは専ら富士山?)、ソバカズラ属は似ていて、山での悩みの種のひとつです。
先日出かけた三ノ峰でもオンタデらしき花が咲いていたのですが、ブログには上げませんでした。
タデ科は今後の課題です。
ところで最後のお写真、素敵ですね。
うろこ雲の下になびいているのはセイバンモロコシですか?
ススキとは違う風情がありますね。
またまた今日は雨、庭仕事したくて仕方ない季節なのに~(~_~メ)
ガガイモはブログでよく見かけますね。
けど実物はこの辺り有るのかな?
見掛けません。
サオトメカズラと同じ繁殖力ってありましたが、
今迄あったサオトメカズラもクズには負けて、消えたかも。
やはり最強はクズ?
イタドリ紅色のお花の子も有るのですね。
有ったら良いな~とチョコっとだけ思って、
見せてもらいました。
初めてガガイモの花を見付けた時は感激で、ひとり悦に入っていました‼️
でも、ガガという名に❓️⁉️で、鏡からきているなんてね~思いもよりませんでした❗
ガガイモの実を船にしてスクナビコナの神がやって来た…へえ~。
ネットで実を見たら、縦に二つに割れて船のようになるんですね。
長さ10㎝位。小さな神様だったんですね。(^^♪
ベニイタドリ、赤くて綺麗ですね。
セイバンモロコシと羊雲、いいお写真ですね。
ガガイモ は 昨年 山科川で 初めて 花を見つけて 調べるほどに 興味津々!
どうしても「神様の舟」を見てみたい!と 夢中になりました。
神話の時代から存在していることも凄いし、 ふわふわの種子が飛び立つ様子や
何より「神様の舟」を どうしても この目で見たくて!!
長さ8cmもある大きな実が いくつかあって 楽しみにしていたら
土手の草刈りが 近づいてきたので 青い実を2つ 家に持ち帰り、
軒先につるして置いたら 12月に 茶色くなった殻が割れて
ふわふわ白い おびただしい数の種が 飛び出しました。
半分は ベランダで、半分は室内で飛ばしたら 部屋中に舞い飛び
あと始末が エライことになってしまいました~~
放鳥中の ボタンインコが とっても迷惑そう、にしていました(笑)
そしてそして! 感動しました!!
種子が すべて出た後の殻 「少名彦名の神様の舟」 を見ることができました!
内壁は クリーム色で なめらかでしたよ!
なつみかんさんも 今年は ぜひ
飛び出す ふわふわ種子と「神様の舟」に 感動して下さいね!
ガガイモ、見るたびテンションが上がる花です。
今回投稿するのにあたって色々調べたら、科だけではなく、属まで変わっていてショックを受けました。
(イケマ、確かにガガイモを少しつるっと繊細にした感じですね)
ギンリョウソウのツツジ科、クサギのシソ科も変ですよね。
ガガが鏡というも改めて認識しました。
レディー・ガガさん、ちょっとふざけてしまいました^^;
イタドリはしいちゃんが綺麗な雄花の写真をアップされていましたね~
私はなぜか見る花、見る花、雌花ばかりです・・・
さすが、関西人には受けました~^^
ガガイモやガガブタ、全然違いますけど、近所の池にわんさか伸びているゴキヅルなど、なんとなく語感の不思議な植物に惹かれます。
特に、ガガイモとガガブタはどちらも花が独特で、魅力的ですよね~
実はなぜか縁がなくて見たことがありません。
お芋さんのように大きくなるのですね。
花友さんが綿毛の写真を載せておられるのを見て、一度見てみたいと思っていました。
ただ、家の中で「爆発」させてしまうと、例のガマの穂の二の舞になるみたいですね(笑)
そんなに種子が詰まっていてあちこち飛ぶので、最近いたるところで見るような気がします・・・
日本在来種、頑張れ!
イタドリですが、その辺には普通のイタドリしか生えていないので悩むことがありません。
山にはいろいろなイタドリっぽい花が咲いているのですね~
オンタデをネットで見てみましたが、確かにイタドリに似ていますね。
なんとかショウマとつく花もそうですが、そこそこ綺麗だけど区別がつきにくく、目立たない花ってあると思います。
まだまだ課題だらけです^^;
最後の写真は青空が気に入ったので載せました。
セイバンモロコシだと思いましたが、穂の色がちょっと明るすぎでしょうか。
もし違っていたらご指導くださいませ~