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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

ふるさと文学さんぽ北海道石狩挽歌

2014-06-13 01:13:49 | 日記
各地域の文学を取りあげその地の文化、歴史を紹介する内容になっています。 中でもなかにし礼さんの書かれた兄弟には圧倒されました。
大陸からの引き上げ戦後は鰊で栄えた羅臼での生活そして上京、結婚、作詞家としての成功がありました。
しかしそこには、兄弟の確執は私怨を通り越し怨念すら感じられる内容に鳥肌が立つ思いでした。
これはやがてビートたけしさんがテレビドラマで兄の役を演じ話題になりました。
これがはまり役で主人公のなかにし礼さん役が追い詰められて行く姿には胸が、絞めつけられる思いで見ました。
このような経験が後の石狩挽歌を始めとした演歌の元になっているようです。 全体的に北海道の自然の厳しさ春を待つ切ない思いが各作品の紹介から伝わってきます。
次回は岩手編を手に取りその作品から語りかけられるふるさとの姿に興味が湧きました。

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