昨日は、主人と母と私の3人で、京都「胡麻」の<かやぶき音楽堂>へ、
ザイラー夫妻のピアノデュオコンサートに行ってきました。
会場であるこちらのかやぶきの家は、福井県の禅寺を移築されたものだそうで、
ザイラー夫妻が「晴耕雨奏」の日々を送られ、春秋にコンサートを続けておられるのは、
新聞やテレビなどでも時々拝見しますが、
実際に行くのは私はまだ2回目で、主人と母は初めて、皆で楽しみにしていました。
靴を脱いで建物に上がると、山の緑をバックにした舞台
当日のプログラムも、ザイラー氏の手書きの文字と絵があたたかい感じです
演奏された曲目は、「シューマン」、「キルヒナー」、「ドヴォルジャーク」の小品集、
アンコールはドヴォルジャークのスラブ舞曲より。
キルヒナーは、・・すみません、勉強不足で知らなかったのですが、
ロマン派後期のドイツの作曲家だそうで、とっても美しい曲ばかりでした
曲集の後半は今回が日本初演だというお話で、
「この宝石のような音を皆さんに届けられるのがうれしいです。」とザイラー氏。
吹き抜けの高い天井にピアノがよく響いて、
ぴったり息の合った連弾、美しいメロディーにハーモニー、皆聴き入っていました。
そして、この音楽会でもう一つ楽しみなのは、
休けい時間に、夫人の手作りのケーキとハーブティーや日本酒、
演奏会後に、ザイラー氏の田んぼのお米で作ったおにぎりがいただけることです!
またその時間に、他の方とお話しできることもあります
おみやげには、ザイラー氏の育てておられる「ゲーテの植物」という苗もいただきました
「楽しかったね~。お話も聞けたし、また行きたいわ!」
と言う母の笑顔もうれしかった一日です