lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

かやぶき音楽堂のコンサートへ

2016年06月05日 | 音楽

昨日は、主人と母と私の3人で、京都「胡麻」の<かやぶき音楽堂>へ、

ザイラー夫妻のピアノデュオコンサートに行ってきました。

 

会場であるこちらのかやぶきの家は、福井県の禅寺を移築されたものだそうで、

ザイラー夫妻が「晴耕雨奏」の日々を送られ、春秋にコンサートを続けておられるのは、

新聞やテレビなどでも時々拝見しますが、

実際に行くのは私はまだ2回目で、主人と母は初めて、皆で楽しみにしていました。

 

靴を脱いで建物に上がると、山の緑をバックにした舞台

 

当日のプログラムも、ザイラー氏の手書きの文字と絵があたたかい感じです

演奏された曲目は、「シューマン」、「キルヒナー」、「ドヴォルジャーク」の小品集、

アンコールはドヴォルジャークのスラブ舞曲より。

 

キルヒナーは、・・すみません、勉強不足で知らなかったのですが、

ロマン派後期のドイツの作曲家だそうで、とっても美しい曲ばかりでした

曲集の後半は今回が日本初演だというお話で、

「この宝石のような音を皆さんに届けられるのがうれしいです。」とザイラー氏。

吹き抜けの高い天井にピアノがよく響いて、

ぴったり息の合った連弾、美しいメロディーにハーモニー、皆聴き入っていました。

 

そして、この音楽会でもう一つ楽しみなのは、

休けい時間に、夫人の手作りのケーキとハーブティーや日本酒、

演奏会後に、ザイラー氏の田んぼのお米で作ったおにぎりがいただけることです!

またその時間に、他の方とお話しできることもあります

おみやげには、ザイラー氏の育てておられる「ゲーテの植物」という苗もいただきました

 

「楽しかったね~。お話も聞けたし、また行きたいわ!

と言う母の笑顔もうれしかった一日です