先週末、日吉町の胡麻へ「2019年秋のかやぶきコンサート」に行ってきました。

2年ぶりの音楽堂です♩

エルンスト・ザイラー氏が2017年急逝された後も、
カズコ・ザイラー夫人がご家族や知人と音楽会を続けられ、この日が第401回。
高速道路の時間に余裕を見て、開演一時間前に着くと、もう長い列になっていてびっくり。
開場後チケット清算を済ませて、めいめい好きな席に着きますが、
お堂全体を見渡せる、2階の桟敷席(あってる?)が私は一番好きなので、
はしごを上った席へ。下を向くとちょっとこわいですよ ^^;

敷き詰められた250枚もの座布団もみんなうまって、開演時間に。
今秋のプログラムは、全てシューベルトの連弾曲です。
・フーガ D952
・幻想曲へ短調 D940
・ロンド D951
休憩
・軍隊行進曲 D733
・グランドソナタ D617
・セレナーデ(アンコール)
共演は、フランコ・インモ・ツィヒナー氏

演奏は決して派手ではなく、
一音ずつ、一フレーズずつを大切にされ
心の内に響くような音。
胡麻の自然と音楽堂と演奏者と、
お手伝いする人に聴きに来る人・・
それらがみんな合わさって、ここでしか作られない音楽があるのだなあと思います。

休憩時間には手作りケーキとハーブティー、日本酒、
演奏会後に新米のおにぎりがふるまわれるのも変わらないスタイルで、
今年はザイラーさんのお隣の田んぼからのおにぎり。
しみじみおいしくいただきました!

さわやかな秋晴れの空になった帰り道です🌸