長内那由多のMovie Note

映画や海外ドラマのレビューを中心としたブログ

『エージェント・ウルトラ』

2017-09-14 | 映画レビュー(え)

 実は最新作『カフェ・ソサエティ』で3度目の共演となるジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートのコンビ第2作目。気弱なナード系のアイゼンバーグとクールでロックなスチュワートはなぜか相性がいいらしく、今回もカップル役を楽しんでいる。田舎町でハッパを吸いながらダラダラ暮らしているバカップルの2人だが、実はアイゼンバーグがCIAの秘密計画“ウルトラ”で育成された殺人マシーンで…。

 と、設定はバカ映画のそれなのに『クロニクル』や『ファンタスティック・フォー』を手掛けたマックス・ランディスのシリアスな脚本が映画を鈍重にしている。バイオレンス描写も必要以上にキツく、若手演技派の2人にとって希少なコメディは失敗作に終わった。

  それにしてもアイゼンバーグ、いつもクリステンといちゃいちゃしやがって、何でオマエばっかり!!


『エージェント・ウルトラ』15・米
監督 ニマ・ヌリザデ
出演 ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、トファー・グレイス、ウォルトン・ゴギンズ、ジョン・レグイザモ、ビル・プルマン
 

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