第91回アカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞作。インドでは女性の生理が宗教的に“不浄”とされ、生理用ナプキンの普及はおろか男女問わずまともな性教育すらされていないのが現状である。女性達が自ら高品質のナプキンを製造、販売する事で雇用が生まれ、自信を得た女性達の自立が男性達に真の理解をもたらしていく。虐げられてきた女性達がナプキンの御陰で外出も運動も可能となり、ついには警察採用試験に挑戦する終幕は今の時代に必要な輝きである。
それでもインドでのナプキン普及率は10パーセント程度だという。本作に至るまではインド映画『パッドマン』にも詳しい。
それでもインドでのナプキン普及率は10パーセント程度だという。本作に至るまではインド映画『パッドマン』にも詳しい。
『ピリオド 羽ばたく女性たち』18・米
監督 ライカ・ゼタブチ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます