長内那由多のMovie Note

映画や海外ドラマのレビューを中心としたブログ

『マレフィセント』

2017-09-26 | 映画レビュー(ま)

『パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊』の項でも触れたが、この2014年作『マレフィセント』に至ってはディズニーの製作意図すらあやしい珍品だ。
『シンデレラ』『美女と野獣』に連なるディズニークラシックの現代再解釈と言いたいのだろうが、これではオリジナルの『眠れる森の美女』すら否定してしまっている。邪悪な魔女マレフィセントはオーロラ姫の父と恋仲にあった妖精であり、裏切られた傷心から呪いをかけた…ってなんだそれ!!

女優専任作としては今のところ本作が最後となるアンジェリーナ・ジョリーの再現度の高いコスプレっぷり、カリスマ性は圧巻だが、それにしてもなぜ出演した…。

『マレフィセント』14・米
監督 ロバート・ストロンバーグ
出演 アンジェリーナ・ジョリー、シャールト・コプリー、エル・ファニング、サム・ライリー、ジュノー・テンプル、ミランダ・リチャードソン、イメルダ・スタウントン
 

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