ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

思いでポロポロ・・・。

2010-05-20 07:08:13 | 思い出
                (超モダンな梅田阪急)

法事に着て行く服を探しに行ったのに、何も買わず、いや何も買えず、
B級グルメばかり買って帰ってきたねこ吉は、案の定しっかり体重を増やし、
うんざりの日々を過している。

着て行く服はないまま、法事の日はドンドン近づいてくる。
といって、今から服を縫う気は起こらないし・・・。

昨日は友人の家でお喋りをして楽しく過させてもらった。

家に帰れば現実を突きつけられ、どうしたものか・・・。
三宮、元町辺りのそごう、大丸にもう一度探しに行ってみようか・・・。


すっかり変わってしまった阪急に面食らったのは、あまりに高層で、
近代的なビルになってしまって思い出のかけらも見つけられなかったからかも・・・。

小さい頃、「よそ行き」を着せてもらって電車に乗っていく先は梅田の阪急か阪神だった。
屋上には10円?を入れるとガタガタ動く動物の乗り物があって、
それに乗せてもらうのが楽しみだった。
観覧車にも乗ったかもしれない。

阪急の大食堂でお子様ランチを食べるのはすごい嬉しいことで、当時ねこ吉は、
この世にハンバーグほど美味しいしい物はないと思っていた。
ワンプレートの中にはこんもり丸い型で抜かれたのケチャップライス。
頂上には日本の旗が立っていた。
小さなココットに鮭のクリームソースをかけたものが入っていたような・・・。
デザートはミカンを横半分に切ったものだったのだろうか?

家で食べるご飯のオカズには、どれ一つとしてない物ばかり・・・。
ハンバーグを家で作ってもらったのは、多分小学校に入ってからだったと思う。
ミカンは丸ごと1個渡されて、横半分には切ってもらえなかった。

お子様ランチを注文すると、薄い紙でつくったエプロンを首にかけてくれた。
「よそ行き」を汚したら怒られるもんね。

ランチが済んだら、紙のエプロンと日本の旗は母親がバックにしまって持って帰る。
家に帰るとねこ吉にくれる。ねこ吉はエプロンが破れるまで、毎日ママゴトに使って遊んだ。

遥か、遥か遠い昔のお話。

タイムマシンがあったなら、あの時代に行って、あのお子様ランチを食べてみたい。
同じように堪らなく美味しいと感じられるだろうか・・・。

相変わらず、服が見つからない話からドンドン逸れていったけど、法事の服はどうしよう・・・。
今日は洋裁の日。
もう作るのには間に合わないし・・・。買いに行っても見つかるかどうか・・・。