ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

「北海道 男児6日ぶりに保護」よかったぁ~!

2016-06-04 10:19:16 | 思い出
昨日、ねこ吉は一人テレビを見ながらamazonからの宅急便を待っていた。
臨時ニュースで、行方不明になっていた北海道の7歳の男の子が見つかったと報道された。

「よかった、よかった。生きててよかった。」

しつけと称して、山の中に子供を置き去りにするなんて何て酷い親だとも思っていた。
「男児は死んでいる。」と思っていたねこ吉は、連日男児行方不明のニュースが報道されると見るのが辛くてチャンネルを変えていた。
もうこの男児が助からないと思っていたから、奇跡のような展開で無事保護されたことに涙が溢れた。


つくづく子育ては難しい、親であることも難しい思った。
ねこ吉も、娘と息子を育てて色々後悔することは山ほどあるけど・・・。

娘は、「ごめんなさい。」が言えない子だった。
叱った後、謝りさえすれば許してやれるのに、謝らないからねこ吉も「ごめんなさい。」を言わそうと意地になる。より叱る。謝らない。お互い意地の張り合い。

小学生低学年の頃、いうことを聞かない娘をランドセルと一緒に玄関からほり出した。
「ごめんなさい。」と言えば家に入れる気だった。

しかし、数分後玄関のドアスコープから見たら、そこには娘はいなかった。
慌てて近所を探すと、向こうから何食わぬ顔で帰ってきた。

当然、「ごめんなさい。」も言わずに家に入った。

何もなく済んだからよかったものの、誰かに声をかけられフラフラついていく事だって、今回の事件のようになる可能性だってあったはず。

先天性心臓病で生まれた息子は、ねこ吉が何でも手を出ししすぎて甘やかし大して叱ることもなかった。
4,5歳の頃、原因は忘れたけど一度叱って玄関からほり出した。

ドアスコープから見ていたら、特別反省をしている様子もなく、泣いてもいず・・・。
もしかして、自分が叱られたことが判っていないのか・・・。
娘と違うところは、何処へも行かず玄関の前でじっとしていた。

そのうち、セールスマンがやって来た。
いつもなら、インターフォン越しに断るけど、外に息子がいたのでドアを開けた。
同時に息子はスルリと家に入ってきた。
セールスマンは断られて去り、息子は謝りもせず何事もなかったように・・・。

これがねこ吉が子供たちを家からほり出した結果である。

向かいの家の女の子は、叱られて表にほり出され「ごめんなさい。」と泣き叫びドアを叩いていた。
まもなく、家に入れてもらい一件落着。
普通なら、大体このパターンで終わるものだけど、うちの子供は台本通りにはいかなかった。


親はしつけのつもりでしたことが、子供は親の思惑通りには動かない。
そして、想定外の行動をとるものである。
男児のお父さんも、後悔で苦しい日々を送られていたことだろう。

男児のとった行動。小屋の鍵が開いていたこと。水道。すべてが「生きる」ことに繋がった。

無事に見つかってよかった、本当によかった。


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