ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

秋刀魚の味 そして、麦秋

2016-06-30 21:31:38 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
先日「美の壺」で「和の美の理想郷 小津映画」というのを放送していた。

小津安二郎の愛用の机や、器、スタンド etc...
今見ても古さを感じさせない素敵なものばかり。

映画「秋刀魚の味」で岩下志麻が来ていた着物もモダンで・・・。


ねこ吉が子供の頃、学校の通学路の途中に映画館があった。大きな看板の前を通って学校に行く。
「秋刀魚の味」を上映しているとき、「秋刀魚」が読めなくて母に聞いたなぁ。

映画を見てみたくなった。
1962年の作品らしい。

TSUTAYAに探しに行ったけど、生憎なかった。
本屋の店頭で、小津作品をセットにしたDVDをよく売っているけど買うのももったいない気もして・・・。

先日入会したAmazonプライムで検索したら、小津作品がザクザク出てきた。

昨日の夜、たぬ吉は京都に出かけ夕飯はいらない。

ねこ吉一人でレイトショーを決め込んだ。

笠智衆の棒読みのセリフ。佐田啓二、岡田茉莉子、岩下志麻 etc...

笠智衆など、漢字変換しなかったよ。それほど過去の人なのか?

映画の中には美の壺で紹介された器が出てきた。岩下志麻は縦縞の紬?の着物をきりっと来ていた。

難しいことは判らないけど、懐かしく、しっとりとした映画だった。

まだまだAmazonプライムには、小津作品が一杯あった。
大輪の花のような原節子が出ている作品も・・・。

ここしばらく、ねこ吉はリビングでレイトショーを楽しみます。


追記

今日も午後から、Amazonプライムでウォッチリストに載せておいた「麦秋」を見ることにした。夜まで待てない。
モノクロです。昨日見た秋刀魚の味は、総天然色だったけど・・・。

1951年の作品だって!ねこ吉の生まれた年だよ。

紀子3部作と言われるものの一つ。
晩春、麦秋、東京物語だそうだ。

原節子が綺麗。
目も、鼻も、口も、顔のパーツの大きい人だ。

波乱万丈の映画ではなく、ただ淡々とした家族の話。
今では考えられない3世代同居。

しかし、引き込まれるように見ていたら6時を過ぎていた。

嗚呼、時間泥棒にやられたわ。

途中で止めて、夕飯の用意。

夕飯後、続きを見た。

次は「晩春」を見よう。

時間泥棒にはくれぐれも気をつけないと・・・。



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