今日は、「雪の花 共にありて」という映画を見に行ってきた。
日本のジェンナーともいうべき笠原良策を松阪桃李、その妻を芳根京子が演じていた。
何故、この映画をねこ吉が見に行ったか・・・。
ねこ吉は、この笠原良策のひ孫になるのです。(ねこ吉は養女なので、血は繋がっていません。あくまで戸籍上ですが・・・。)
ねこ吉は2021年に朝日新聞の「天声人語 白い神」を読み、養父が生前、「自分の先祖に種痘を広めた笠原白翁という人がいる。」と言っていたことを思い出した。
吉村昭の小説「雪の花」も昔読んで、巻末に「子孫の方は東京に住んでいる。」とかいてあったし、笠原家に親戚づきあいをしている人は養父の兄弟以外いなかった。
真偽のほどは定かではないと思っていた。
しかし、何か手掛かりはないかと福井文書館に、ねこ吉が知りうる限りのことを書いて、「笠原家の家系図はありませんか?」メールをした。
早速返事が来て、笠原良策の孫に笠原環、その妻しま(志満)、長男悠がいるということが判った。
ねこ吉の養父は悠という名です。祖父環は、すでに死んでいたので知りませんが、その妻しま(志満)は、母をいじめ抜いた憎き祖母です。
「人事興信録」国立国会図書館の史料を添付してくれました。
「福井県士族」と書かれています。
何故尼崎に来たのでしょうか?分家をしたと書かれていましたが。
養父は学校を卒業するまで福井にいたようです。
悠の一番下の弟茂雄も、3,4年前に亡くなり、詳しいことを知っている人は誰もいません。
2,3日前、笠原良策を検索していたら、中日新聞の記事を見つけた。
その子孫のところに看護師笠原健さん(42歳)とあった。
玄孫(やしゃご)にあたるそうです。
会った事は無いけど、この人はねこ吉の叔父笠原茂雄さんの孫です。
「コロナ流行時は災害派遣医療チーム(DMAT)隊員として最前線に立った。」らしい。
貴方、偉いねぇ。こういう人を「先祖帰り」というのでしょうか?
笠原良策の写真と何処となく顔が似ています。
今月24日から白翁の墓を修理するためクラウドファンディング(CF)を始めたそうです。