ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

月夜の傘

2021-09-02 21:18:18 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書


今日は、朝から雨。

昨日、重い荷物を提げて洋裁に行ったので、すっかり疲れてしまい・・・。
今日は、「お疲れ休み」だ。

Amazonプライムで、映画でも見よう。
しかし、見る映画が決まらない。

なかなか好みに合う映画が見つからない。

映画を見たら、下の方に、「この作品を見た人はこんな作品も見ています」と出て、ねこ吉の好みそうな映画が出る。
それをクリックして、興味があればウォッチリストに入れる。
自動的にマイビデオに入るから、次にマイビデオの中から選んで見たり・・・。

これを、ねこ吉は「検索の旅」と呼んでいる。

あちこちカチカチやってると、何を見ようとしたか忘れてしまうこともあるけど。



さて、最近見た中で気に入ったのは、「月夜の傘」という1955年日活の映画だ。大昔だわ。
もう一度見よう。

東京郊外の住宅地。

その頃洗濯は井戸でやっていたようで、井戸を囲むように立った4軒の家の主婦たちの井戸端会議。
たらいや洗濯板も懐かしい。
誰も陰口を言う人もなく、子どもたちは仲良く遊んでる。お互い助け合ってほのぼのとした話だ。



田中絹代、新珠三千代、宇野重吉、宍戸錠、飯田蝶子 二木てるみ etc...

こうやって登場人物をキーボードで打っていたら、新珠三千代と、飯田蝶子は漢字変換されなかった。
コンピューターが知らないんだ。ダメじゃない。古いことを知らなくちゃ。
ねこ吉は漢字も知ってるよ。

新珠三千代は綺麗。
飯田蝶子は、いつもお婆さん役だったなぁ。
二木てるみは、本当に可愛い。

それにしても、男の人はよくタバコを吸っている。
入れ替え無しの映画館。昔はそうだったなぁ。途中から入って、入ったところまで見たら出ていた。立見もあった。

女学生たちは、「故郷を離るる歌」を歌い、男の子は「野ばら」をベースの入ったハーモニカで吹いている。

4軒の家はお互い行ったり来たり。1軒の家だけ、ばあやの飯田蝶子がいる。
テレビも普及していない時代だ。

今では考えられない生活だ。

白黒映画で、2時間。
大きな事件も起こらず、ただ淡々と。

でも、2時間はあっという間だった。

コロナの影響か、Amazonプライムに、日活の古い映画が多く出るようになった。
石原裕次郎、北原三枝主演の映画も多い。
「若い人」「陽のあたる坂道」「あいつと私」原作は石坂洋次郎だ。

懐かしい。文庫本買って読んだなぁ。

今日は、思い切りノスタルジーに浸ってた。
















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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シタテルヒコ)
2021-09-03 10:29:20
初めまして。
わあ、この映画観たいですねえ。"わ、はははっi"、三島雅夫さんが出てる。
50年代にはこういう、どおってこと無い日常を描いた映画が沢山作られ、のんびりしたいい時代でしたね。
なんて言って、私の生まれる一年前の作品ですが...
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Unknown (ねこ吉)
2021-09-03 10:59:15
シタテルヒコ様 コメントを有難うございます。
本当にいい映画でしたよ。

懐かしい人たちが一杯出演していました。

同じ監督久松静児で、「警察日記」も素敵でした。
是非、ご覧になって下さい。
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Unknown (シタテルヒコ)
2021-09-03 12:01:20
わお、その映画二度観ましたよ。同じく三島雅夫さん、伊藤雄之助さんら、脇役がいい味出してましたね。
続編は前半部分しか観てません。
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Unknown (ねこ吉)
2021-09-03 12:13:42
シタテルヒコ様 お返事ありがとうございます。

やっぱりご覧なっていたんですね。
「警察日記」の森繁久彌さんは凄く自然で良かったですね。
二木てるみが可愛く切なかったです。
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