ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

夏はきぬ。

2006-07-23 19:30:28 | 日常のこと
今日は遅ればせながら息子の誕生日のランチに行ってきました。
上は前菜の写真です。
料理を待っている間、「夏は来(き)ぬ」の歌の話になりました。
娘の仕事場は終了の時音楽が鳴るらしく今の音楽は「夏は来ぬ」だそうです。
娘はこの歌を知らなかったらしく、ちょっと上司に驚かれたそうです。
息子に聞いたら、もちろん
「知らん!」愛想がありません。

ねこ吉は小さい頃、夏休みにうちに遊びに来ていた従姉に教えてもらいました。
卯の花の匂う垣根に
    ほととぎす早もきなきて
    忍び音もらす夏は来ぬ
ねこ吉はほととぎすを「はととぎす」と覚え、何度訂正されても
「はととぎす」と歌っていました。

古文を習って「こぬ」「きぬ」の違いがわかったのはずぅーっと後の事。
当時は夏が来ないんだと思いこんでいました。
「ふるさと」でもどうしてウサギが美味しいんだろうと思っていた子供でしたから。

「子どもの頃は夏は来ないって思ってたわぁ。」
というと、息子は
「えっ?来(き)ぬだったん?「夏は絹」と思ったわぁ。夏は絹を着たら涼しいんかと・・・。」
嗚呼、何という解釈・・・。
ちなみに「なつはきぬ」をパソコンで変換したら、「夏は絹」と変換されました。
このパソコンは息子と同じ思考回路か?
最早、「夏は来(き)ぬ」は死語かも知れません。

絹といえば昨日・・・。
ねこ吉が朝刊を読んでいたら、「絹・・・。」の見出しと写真が数枚。
「あかん、これはねこ吉がもっとも苦手な物やわ。」本能で判ります。
写真に焦点を合わさないように新聞をそっとたたみ、息子が起きてくるのを待ちました。
朝食を食べながら新聞を読んでいる息子に、
「あんなぁ、新聞の3枚目くらいに、お母さんが大嫌いな物が載ってるやろ?
そのページ丸ごと見えんようにたたんでゴミ箱に捨てて!」
「ああこれかぁ、大きなカイコ。」
「言うな!黙って捨てて!想像するのもおぞましい!」
「うーん・・・。裏の面は北朝鮮情勢かぁ。」
なに勿体つけてるねん!普段政治面なんか読んでへんやろ!
テレビ欄とスポーツ欄しか読まへんくせに・・・。

そんなこんながあったから、息子の頭には「絹」がしっかりこびりついているのでしょう。

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1 コメント

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そろそろ (きみどり)
2006-07-23 20:12:53
お子様たちとランチいいな~。うちはやっと次男がお子様ランチを卒業かな。楽しそうな感じがよくわかります。うちはまだうるさいうるさい。せいぜいファミレスです。
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