上岡龍太郎さんが亡くなられていたことを昨日のニュースで知った。
ご冥福をお祈りいたします。
2000年に引退されて、テレビなどで見ることが無くなって正直忘れていた。
上岡龍太郎さんは、2000年に引退を発表して、二度と表舞台に復帰することがなかった。
「葬儀は近親者のみによる密葬で執り行って、お別れの会などの開催は故人が固辞した。」とのこと。
見事なまでに潔い去り方だね。
今日のテレビは、上岡龍太郎さんのニュースが多かった。
「漫画トリオ」で相棒だった青芝フックさんが思い出を語っていたけど、ねこ吉はフックさんのしっかりした語り口に驚いた。85歳とは思えないわ。
番組の最後に、漫画トリオの横山ノックさん、上岡龍太郎さんは亡くなったけど、青芝フックさんは、「自分はまだそっちにはいかないよ。」と言っていた。
「漫画トリオ」で思い出したこと・・・。
上岡龍太郎さんが「漫画トリオ」の横山パンチさんだった頃、ねこ吉は中学1年生だった。
当時、ねこ吉は漫才などは見ていなかった。
多分、友人の湘南いるかさんに勧められて見たんだと思う。
「パンパカパーン、今週のハイライト!」で始まる漫才は面白かった。
何回同じネタを聞いても笑える。
学校の帰り道、湘南いるかさんと喋りながら、笑いながら帰ったことを思い出す。
ねこ吉は「英語の勉強に使うからテープレコーダーが欲しい。」と親にねだった。
きっと、親もねこ吉がテープレコーダーを使って英語の勉強をするとは本気で思ってはいなかったと思うけど、小さなテープレコーダーを買ってくれた。
今思えば、親に申し訳ないことをしたと思う。
はたして英語を勉強したんだろうか?何も思い出せない。
「ザ・ヒットパレード」などを録音して、歌詞を覚えて歌を歌っていた。
当時、テレビの歌番組に歌詞の字幕は出ない。
テープを何度も回して耳で聞きとってメモをして歌詞を覚える。
勉強はしないのに、歌詞を覚える事には一生懸命だった。
そして、「漫画トリオ」の漫才も録音した。
湘南いるかさんを家に呼び、録音したものを何回も聞いて大笑いした。
YouTubeで「漫画トリオ」を検索したら出てきた動画。→「漫画トリオ」
横山ノックがタコ踊りをするのがお約束だった。
追記
(ネットよりお借りしました。)
ねこ吉が買ってもらったテープレコーダーは、上の写真のようなものだった。
確か下の赤いボタンと、隣の再生ボタンを同時に押すと録音が出来た気がする。
録音したい番組が始まると、テレビの前にテープレコーダーを置いて構えてる。
ねこ吉のは、テープが小さいタイプなので録音できる時間が短い。
スイッチを入れたり切ったりガチャガチャやっていた。
番組だけを録音できなくて、母がねこ吉を呼ぶ声、耳が遠い祖母が文句を言う声、全ての音を拾うので困った。
レコードを直接録音できるカセットテープレコーダーが出来たのは、1970年代、ねこ吉が神戸でOLをしている頃だった。
レコードからCDになり、それすら廃れていく今。
ネット配信?Amazonプライムミュージック?
もう便利になり過ぎて、ついていけないねこ吉である。
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