(写真は、本文と何の関係もありません。)
今日は、三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で、割腹自殺をしてから50年だそうです。
そんなに年月が流れてしまったんだね。
当時、ねこ吉は、短大の被服科1年生。
「何を間違って、こんな科に入ってしまったんだろう。」
家庭科が好きだったわけでもなく、運針は超苦手。
後悔しながら、学校の帰りにはダイエーのスポーツ用品店でアルバイトをしていた。
特に嫌だったのは和裁の授業。
運針が全くダメ。
袖以外、自分がどこを縫っているか判らない。
課題を提出したら、山ほどお直しを書かれてウンザリしていた。
和裁のW先生は、女子寮の舎監と兼務していた。
寮から通う友人は、W先生の悪口タラタラ言っていた。
和裁の授業は実習だからサボれない。
よりにもよって、水曜日の午後からでウンザリの2乗、いや、3乗かな。
(駅前の花屋さんにいたウサギさん。)
前置きが長くなったけど、50年前の水曜日、袷の着物の縫いかけを持って嫌々学校に行った。
教室に入って先生が来るまでお喋りをしていたら、寮に住む友人が慌てふためいて入ってきた。
「三島由紀夫が割腹自殺したって!」
寮は学校から近いので、授業ギリギリまでテレビを見ていたらしい。
ヒェ〜!
ねこ吉は、三島由紀夫の小説など読んだこともなかったけど(今も)、割腹自殺というセンセーショナルな出来事に恐れ慄いた。
やってきた先生は、三島由紀夫には一言も触れなかったと思う。
いつも通り、出来の悪い生徒たちに嫌味ったらしく注意して授業は終わった。
慌てふためいて入ってきたアコツ、お元気ですか?
何処に住んでいますか?
卒業以来、会っていませんね。
追記
アコツって、ニックネームです。
本当はアツコさんです。
寮のお風呂の順番の札に、誰かがアコツと書いたらしく、以来ずっとアコツと呼ばれていた。
私はもう少し年下だったのでw
全く三島由紀夫さんの小説も彼の生き方も思想も知りませんでした。
同じく、、割腹自殺、、そして介錯も(これは楯の会→この字だったかしら?の人がしたのかな?)
後から、、三島由紀夫さん~ノーベル賞取りたかったと聞いて ちょっとイメージ違うなあ、、と思いました。
コメント有難うございます。
三島由紀夫はノーベル賞がとりたかったって知りませんでした。
お台場のホテル、素敵ですね。
すっかりクリスマス仕様ですね。