金時山からの帰りに小田原に寄り道して来ました。
小田原ご存知でしょうか?戦国期には関東の覇者の本拠でした。
北条五代(早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直)の本拠地として、豊臣秀吉による関東征伐により滅びるまで栄え、江戸期には東海道の宿として栄えた街です。
俺自身としては16の頃に知り合った友達の実家があった街であり、そこから広がった友人達の多くすむ街でもあり縁の深い街です。
その小田原で5月3日北條五代祭りが行われるという事で立ち寄ったのですが・・・
金時山でノンビリし過ぎて武者行列や、鉄砲隊による火縄銃の発砲を見逃してしまいました・・・。
後悔しても・・・「悔しいけど、時は前にしか流れないから~oh~oh~♪」って感じなので、取り合えず天守へ入る事に。
流石、難攻不落と云われた小田原城の天守です!
鉄筋コンクリート製ですから納得です(笑)
中は甲冑や刀剣などがあって日本史好きな俺には楽しめる所です。
国外からの方も来ておられ思ったのですが、英語による説明が少なすぎると思いましたね。
最上階では展望を楽しめるのですが天気が今一だったのが残念。
箱根の山や相模湾はじめ、真鶴半島伊豆半島、三浦半島が望めます。
因みに本丸は動物園でしたが(今もかな?)動物は殆ど居なくなってました。(以前は象のウメコやアザラシだかアシカ、トラかライオンもいました)
近年小田原城は門や郭の再建に力を入れているようです。
再建に力を入れている小田原城ですが、ぶっちゃけると、この城「北条氏の頃の城の姿」では無いんですよね。徳川政権時代につくられた物なんですよ。
戦国時代の関東にはこんな漆喰、石垣、天守を備えた城なんて無いんですよね。
小田原城も堀と土を盛ってその上に柵を立てた城だったんです。
また、主郭の位置も今の場所では無く、現在城山と言われている辺りの高台にあったと言われています。
この城は元々難攻不落と言われた城ですが(武田信玄、上杉謙信も落とせなかった)豊臣秀吉の関東征伐(北條征伐)に際し、城と城下町を巨大な堀と塀ですっぽりと囲んだ「総構え」で守られた日本最大級の城郭だったのです。
この日、城の敷地内では美味いもの市や出店や露店が数多くならんでいました。
祭りで買って食べる物といったら俺は、昔はリンゴ飴!今はお好み焼き!
と・・・決まっているので、お好み焼きとビールを買い御幸ヶ浜へと向かいました。
どっちも美味かった~!
小田原は大好きな街です。
想い出が詰まっているのは当たり前で、山があり海があり歴史もある。
古い町だからか人情もあるしね~。
名物は、老舗七軒の蒲鉾!干物!曽我の梅干!あと小田原提灯!