寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

何故一人で山に行くの?って聞かれます

2012年08月09日 | 登山関連

去年立山から上高地への縦走を記した記事にアクセスが多くなってます。

きっと、この夏か秋に同じ様な縦走を考えている人達が情報を求めてるんでしょうね。

不安もあるのでしょう。

大丈夫!

広大な景色に感動し、満天の星空に心を震わせる、沢の水がビールと同じくらい好きで・・・。

雨に濡れても雲の切れ間に青空や素晴らしい景色が見れれば力が湧いて来る。

北アルプスを大縦走する人達は、きっとそんな人だから

楽しめる事を補償します。

 

長期縦走なのでソロの人が多い事でしょう。

一人の山旅はキツさが倍増します。(特にテント泊は・・・)

しかし、感動は独り占めです!

この素晴らしさ!

 

例えば~、素晴らしい景色を前にしても周りに人が何人もいて『ワイワイガヤガヤ』していたらその感動は薄らぐ。

逆に例えるならば~

幽霊を一人で見たら恐いですよね?

でも十人の仲間と見たらそれ程恐くない

感動も同じ。

恋人と二人では良いけれど!

やっぱ独り占めが一番。

自然の中で得る感動には、恐れ(畏敬)も含まれますからね。

それを味わいたければ、やっぱりソロなんだと思っています。

  

人は、困難や喜びを分け合う生き物。

でも、一人山を旅する者は困難を自分で背負い、感動は独り占めして、広大な景色の中に一人佇みたい。

そんな欲張りの人達ですからねぇ・・・

 

素晴らしい山旅を終えた後、次は大切な人をその場所に連れて行き感動を分け与えれば良いのじゃないかと。

 

北アルプスを旅する人達へ(ソロでもパーティーでも)

自分なりの楽しみ方で、最高の山旅を楽しんで来て下さい!


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