

歯学部の3年性の口腔病理学講座の実習風景とその内容です
患者さんに知っておいて欲しい内容がここにあります
問題文をよく読んでください
「62歳男性、右側舌縁部の異常を主訴として、、、、痛みがないので放置していたという、、、診断名はどれか。一つ選べ」
この状況を分かりやすく説明すると
ある患者さんが歯医者を訪れて
患者さん:「先生、痛くないんだけど3週間ほど前から舌の表面がおかしいです」
歯科医:「これは何かよくわからないので口腔外科に紹介しますね」
紹介先の口腔外科医:「では組織を少しとってみて病理像を調べてみますね」
この流れで顕微鏡で見たらこの所見ということです
選択肢を見てください 色々聞いたことない病気が並んでいますね
その中に「扁平上皮癌」とあると思います
幸いこの患者さんはそうではありませんでしたが、もし「癌」だったら、、、
何かおかしいと思ったら歯科医師は口腔外科医に紹介してくれます
そのための勉強を学生の頃からしています
何かお口の中に異常が見られたら痛みなど症状がなくても歯科で一度診てもらいましょう
注:ちなみに上記の写真の患者さんのプロフィールやデータは架空のものであり実際の患者さんのものではありません