歯科治療のデジタル化ー第４６回 日本口腔インプラント学会学術大会 in名古屋 2

毎回学会に参加して講演を聞いたり発表したりする他に楽しみなのが、参加しているメーカーさんの企業展示です。

今回も新しい器具や装置の展示があり時代の変化を感じることができます。

最近になって３DスキャナーやCADCAM関係の装置が増えてきた感じがあります。

あと書籍の展示即売もあって日頃なかなか内容を確認することができない本を手にすることができるのでついつい爆買いしてしまい請求が怖いです（笑）

ただ、僕の知っている優秀な先生は皆、学術書を多く読んでいる先生が多いです。やはり深い知識を得るためには書籍も大切ですね。

勲章！凄すぎます！ 恩師の叙勲祝賀会

今回学会の晩に恩師である亀山洋一郎先生が叙勲され祝賀会がありましたので参加してきました。

亀山先生は口腔病理学講座の教授でぼくが大学院時代に実験、論文作成、学会発表とその都度お世話になり、亀山教授のおかげで無事学位を取得することができました。

その恩師が叙勲されとても嬉しく思います。また、未だ教鞭を振るって社会に貢献されている姿をみると頭が下がる思いです。

歯科医師の倫理観欠如やレベルの低下が懸念されますが、こういった一流の先生が国から認められ、そのあとに多くの先生が賛同して頑張っているのをみると少し安心します。

インプラント治療の「当たり前」 第３６回日本口腔インプラント学会中部支部学術大会in愛知

１１月の連休は日本口腔インプラント学会の中部支部学術大会で症例発表を行ってきました。

こういった学会で発表の機会を持つと他の先生方の意見をいろいろいただけるだけでなく、日頃の勉強意欲にもつながります。

歯科医師としては当たり前といえば当たり前のことですね。また、今回の学会より利益相反（COI）の提示が発表の際に必要となりました。

要するにメーカーからお金をもらって発表しているかどうかを明らかにして学会発表を利用して機材の宣伝をしようとするのを防ぐのが狙いでしょう。

本来学会は治療のレベルを上げて患者さんに還元するのが目的ですからこれも当たり前ですね。

あと特別公演には日本矯正歯科学会専門医の池田先生に「顎位を学ぼう」をテーマに講演していただけました。

これも顎の位置をしっかり診断してから矯正治療やインプラントの治療にあたりましょうという当たり前のことです。

なかなか当たり前のことが当たり前でなくなってしまっている今の歯科界の風潮はちょっと心配です。

最新のインプラント治療を学ぶ！アメリカインプラント学会日本支部in名古屋2

連休後半は同じくアメリカから来ていただいたMiller先生の講演です。

同じくインプラント治療の専門家として世界中を飛び回って講演されている先生で現在最新の治療方法と歯科材料について講演していただきました。

日本で最新と言われている治療でもすでにはアメリカでは時代遅れの治療法もたくさんあるようでとても参考になりました。

最後にMiller先生も言われていましたが、どんな治療方法も反証し長期的安定が獲得できるか確認する必要があるということですね。
Robert J. Miller, DDS, MA, FAAID, DABOI/ID, Fellow, American Academy of Implant Dentistry,Diplomate, American Board of Oral Implantology/Implant Dentistry,Chair of Department of Oral Implantology, Atlantic Coast Dental Research Clinic

インプラントの重鎮は気さくな先生！アメリカインプラント学会日本支部in名古屋

１０月の連休hは愛知インプラントセンターで開かれているアメリカインプラント学会日本コースにおいてアメリカよりインプラントで著名な先生に講演をしていただきました。

初日は Heller先生で肩書きは下記のようにまさにインプラント界の重鎮ですが丁寧な英語でインプラント手術の様々なテクニックとリスクの対処法についてわかりやすく講演していただきました。

やはりインプラント治療暦４０年を超える経験豊かな先生からは学ぶことが多いです。
Alfred Duke Heller, DDS, Ms　Honored Fellow, American Academy of Implant Dentistry,Diplomate, American Board of Oral Implantology/Implant Dentistry,Director, Midwest Implant Institute,Private practice limited to dental Implantology

日本のインプラント治療のレベルを上げていきましょう！

アメリカインプラント学会から定期刊行物が送られてくるのですが、今回、表紙に今年から開催しているアメリカインプラン学会　Japan MAXI coursの写真が掲載されました。

この中からアメリカインプラント学会の専門医資格試験に挑まれる方もおられます。

なにかとネガティブな日本の歯科界ですが、この写真からは日本のインプラント治療を国際レベルまで引き上げようと頑張っておられる先生の熱気が伝わってきます。

アメリカインプラント学会日本支部スタート！

いよいよアメリカインプラント学会日本支部　スタートです　

このなかの一期生の中からAAIDの認定試験にチャレンジする先生が何人かおられると思います。

ぜひ海外のインプラント治療のレベルに触れていただきより日本のインプラント治療のレベルアップを図っていただきたく思います

またまた審美歯科を学ぶ ダイレクトレジンセミナー

週末は東京にてダイレクトレジンのセミナーに参加してきました。

　日本のダイレクトレジンで有名な先生のセミナーを順に受けているのですがそれぞれ考え方やテクニックに特徴があり、

それぞれ役に立つポイントが異なって非常に興味深かったです

。実際の患者さんではインプラントや歯列矯正、歯周病、審美治療など必要な治療が多岐に渡るため総合力をあげる必要があるのですが、

こういったセミナーに参加すると効率よくポイントを身につけることができるので有難いです。

AAID MaxiCourse はじまる２

Maxi Courseを受講するとアメリカインプラント学会認定資格を取るための試験の受験資格を得ることができます。

Maxi Courseを卒業後試験には合格すると認定資格が取得できます。

試験は筆記試験と口頭試問があります。試験が厳しければ厳しいほど資格の価値がでます。

実際現地のアメリカ人の歯科医師でも不合格になってしまうことも多々あります。

しかし、出席だけして取得できるような資格では実力はなかなか身につきません。

とはいっても診療を終えてから一人で毎日勉強することはなかなか大変です。

こういった試験があれば勉強するモチベーションを維持しやすいのではないでしょうか？

一人で勉強し続けるよりも皆で勉強したほうが刺激もあって楽しいです。

このブログをご覧になってインプラントの勉強ともっとしたい！という先生はお気軽に愛知インプラントセンターにお問い合わせください　

一緒に勉強しましょう～

参鶏湯とインプラント アメリカインプラント学会 Maxi Course in 韓国（２）

次の日にはコースの卒業式がありました。彼らはとても若く、元気があります。

インプラント治療は国が認める治療方法として定着したのですが、それを行うインプラント専門医のレベルがバラバラでどちらの国でもインプラント治療を受けたい患者さんが歯医者選びに苦労しているとのことです。

しかし、こういった学会の専門医を苦労して取得することによって自分の治療レベルがあがるだけでなく、治療に対する姿勢や患者さんの評価も自然にあとからついてくると思います。コースに参加して試験を受ける韓国と日本の先生方両方の合格をお祈りします。

写真は本場の参鶏湯でとても美味しかったです！