
今回 日本口腔インプラント学会 近畿北陸支部学術大会参加するために京都まで行ってきました。
会場は京都大学で歴史のある校舎はなかなか重厚な雰囲気を醸し出していて、ラスベガスのカジノの真ん中で開かれるアメリカインプラント学会とは違い落ち着いて勉強できました。
そこで厚生労働省の方が再生医療についての新法について説明をされていましたが、歯科治療における再生医療も治療内容によってリスク分けを行い、届け出が必要になるとのことでした。
実際、患者さんの幹細胞を培養して組織をつくるような処置はインプラントなどとは比較にならないほどリスクが高い分類となります。
メディアは再生医療が自分の細胞を使うので安全で、拒絶反応がないなどと安易に伝えていますが、自分の細胞が癌にならない保証はなく歯科の臨床で使用するにはリスクが高すぎてしばらくは使えないでしょう。
歯の再生はしばらく無理そうなので歯を失った部分はやはりインプラント治療がしばらく主流でしょう。
帰りには猛吹雪になったので慌てて鰻屋さんに避難しました。美味しかったです



