矯正装置には色々種類があります。歯の表面につける装置もあれば裏側につける装置もあります。
また素材も金属やセラミック、ジルコニアなど多種多様でそれぞれの理論にもとづいて設計されています。
その上、最近はやりのマウスピース矯正や部分矯正装置、床矯正装置などもあり患者さんの選択肢は広がってきました。
ただ、矯正装置それぞれに理論に基づいた設計により患者さんのお口の状態によっては向き不向きがあります。
例をあげると、マウスピースで治したいとの希望を持って当院にこられる患者さんでもマウスピースだと不完全な治療になったり治療が長引いたりする可能性があります。
残念ながらすべての矯正装置が同じ結果を出すところまでは現在では到達していません。
なのでそれぞれの装置の利欠点を理解していただいた上で装置を選んでいただくことになります。
治療結果をだしつつ、できるだけ患者さんの希望に沿うように考えていくことが大切だと思います。
今回、東京でのセミナーは中目黒に宿泊したのですが、珈琲好きの私としては以前より気になっているスターバックスリザーブロースタリーに朝食を食べにいってきました。
店全体がが焙煎工場になっており、普通のスターバックスとはメニューも異なります。また、コーヒーの入れ方一つとってもサイフォン、ハンドドリップ、フレンチプレスと自由に選ぶことができます。
こんな感じで患者さんがすべての矯正装置を自由に選ぶことができるようになるといいですね。