のびたとブレイク

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蝶々さん 見れば想い出 走馬灯  

2020年08月04日 09時20分46秒 | うたごえ

♪ ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える~♪

プッチーニのオペラ『蝶々夫人』 第2幕で歌われるアリア 何度聴いたことか

長崎の居留地で アメリカ海軍士官と結ばれ 子どもを設けて帰りを待つ蝶々夫人

 

 

しかし彼はアメリカで結婚していた 妻も同意で彼との間にできた息子は養子に

ひとり残った蝶々夫人は自殺した 一説では長崎・グラバー邸が舞台である

先日 テレビで 蝶々さん 最後の武士の娘 とタイトルされて放映された

 

 

没落藩士の令嬢と 軍艦修理のために立ち寄った海軍士官との物語

日本式に結婚式まで挙げるが 海軍では長崎結婚と称され いわば遊びの偽装結婚

いずれ アメリカに渡りたいとの悲願も虚しく 夢に終わる

 

 

私が学生時代 鉄道に乗るのが趣味 当時は学生割引は50%引き 子ども料金だ

長崎へ行って 最初に訪ねたのがグラバー邸 音楽に目覚めた頃でもあり興味がある

現在は 坂道にエスカレータまであり 移設した建築物もあるが 当時は少ない

 

オペラ歌手 三浦環の銅像はここにあるが 当時あったか覚えていない

ただ アリア ある晴れた日に の曲は流れていた ここから長崎の港は良く見える

10数年前 添乗で訪れた時には かなり観光化されていた

 

その後 映画で 歌劇蝶々夫人 全幕を見た 主演は 八千草薫さん

2年余も経て 港に船がし入ってくる日の心の高まり 子どもとの別れ 自殺するシーン

武士の娘としての決意を テレビでまた感銘を深めた

 

結婚式のシーン 遠い信州の山奥を思い出す

招待されたわけではないが 親戚の結婚式を垣根の外から見ていた小学生が私

提灯の行列が幻想的に続く そばにいたおばちゃんが 長持ちが幾つあったと数えていた

 

 

遠くから 高砂や この浦舟に帆をあげて~の節が聞こえていた

この部分 なぜか節回しも鮮明に記憶されているから不思議なものである

ちょっと重いが 見ごたえあるドラマだった

 

想い出写真 山梨県甲斐市・イングリッシュガーデン キングスウェル

 

 

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コメント (8)
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