ピアノが弾きたい そんな想いが高まり 家の近くからバスに乗る
向かうは船堀の街ピアノ バス一本で２０分くらい乗るだけ
夏休みで弾く人が絶えないかな 酷暑で弾く人も少ないかな そんな想いを抱きながら
タワービルの敷地内 軒先に設置されているが あくまで外 この熱気だけでも影響あるかな
誰も居ない 少し弾いてみると Aの音が少しボヨヨーんと響く 注意しないと気が付かない
多分 弾く方が乱暴ではなく この気温が ピアノには気の毒 でも 弾く機会には恵まれた
オリンピック開会式で聴いた「愛の讃歌」パリに敬意の「オーシャンゼリゼ」「ろくでなし」
規制の１０分 誰も居ないので おまけに「禁じられた遊び」「あの鐘を鳴らすのはあなた」
もう止めなくては 立ち上がりふと見ると年配の女性の姿が・・
『聴いていました ピアノは良いですね～ 弾ける方が羨ましい』ここから少し会話が始まる
実はね 娘が残したピアノが家に有るのよ 自分でもトライしたが 全然無理だったと語る
勿体ないね 私は家にピアノが無いから たまにここへきて弾いたり楽しんでいるのですよ
更には 世界一周を旅したことがあるの 毎日が楽しかったわぁ
もう一度 行ってみたいの その為には 健康で居なくっちゃ
娘には 何か趣味を始めたらとよく言われるらしい 現在は お花 だけ
歌うことはどうですか？ 私が聞く 歌は大好きよ 加齢で発声は十分でないけれど
それでは私の 下町のうたごえ 参加して見ませんかと誘う フリー参加 みんなで歌うのです
是非 参加させてください ピアノを聴いていて 思い切って声をかけて良かったわ・・と
ピアノが紡ぐ縁 次回見えるかな
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