一昨日の夜は 墨田の童謡唱歌うたう会に行った
ここではピアノと歌の先生の歌や曲を聞いたり 全員で歌う構成である
私は参加者の一人 客席で楽しむ 墨田の仲間も大勢来ていた
戦前からある曲で 題名は知っているが歌えないものがった
一つは 児島高徳 もう一つは 青葉の笛
戦前なら教科書に載っていた訓話と音楽だ
多少は誇張されたものがあると思うが 偉人の話は為になるものが多い
それにしても 昔の人は頭が良いと思った
出て来る歌詞は 説明が無ければ私の知識では分からない
児島高徳の一節
船坂山や杉坂と 御あと慕いて 院の庄 微衷(びちゅう)をいかで 聞えんと
桜の幹に十字の詩
天勾践(てんこうせん)を空しゅうするなかれ 時范蠡 (はんれい)無きにしも非ず
物語と地名を知っていないと この意味は分からない
そして戦前は 旧かな使いで 煩雑な漢字が主である
中国でさえ 難しくて 現在は記号の様な簡略体になっている
踊りは 百で満開寿音頭 毬と殿様 炭坑節
昨日は 地元の老人介護施設へ行く
永い間 慰問が続く施設で 幾つかのグループが出演する
踊りのグループと私のハーモニカは 毎回プログラムにある
東京アンナと蘇州夜曲を歌う 舞踊は重陽=菊の節句
フラダンス カイマナヒラ モーニングデュー
サンホエアーインハワイ 憧れのハワイ航路
私は 美空ひばりさんの曲を数曲演奏した
東京キッド 私は街の子 あの丘越えて 越後獅子の歌 悲しき口笛
そして 唱歌の もみじ 赤とんぼ
今日の午後は 墨田のうたごえカチューシャ
元気の良い下町の女性に囲まれて ピアノを弾く私の指も躍る
今日の誕生花 こなら
花言葉 勇気 独立