さんぽみちプロジェクト

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冷凍保存で味わい堪能 家庭で楽しむ「いちごアイス」

2024-05-19 17:30:50 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
前号では、シーズンの終わりを迎え、産直市場などで購入できる規格外のいちごを使った、
スムージーの作り方を取り上げた。
今週は、冷凍保存することで1ヶ月程度の期間、楽しむことができる「いちごアイス」の作り方を紹介したい。


【写真】容易に作ることができる「いちごアイス」

まずは、いちごの下処理から。ヘタが付いたままのいちごをよく洗い、水気をしっかりと拭き取る。傷んでいるものがあれば取り除く。

ヘタを取り、冷凍保存が可能な袋に、砂糖と一緒に入れ、いちご全体にまぶす。この時、ヘタを取るだけでなく、できればヘタの付け根の固い部分を包丁などで取り除いておくと、後々、舌触りを損ねることがないため、可能であれば合わせて処理しておくのがおすすめ。

続いて、袋の中の空気を抜きながら袋の口をしっかり閉めて冷凍庫に入れる。急速冷凍の機能があれば、いちごの細胞を壊すことを防ぐことができる。無ければ、金属製のトレーなどに乗せることで代用が可能。

いざ、いちごアイスの調理。冷凍いちご50gにつき、グラニュー糖15g、生クリーム70㎖を用意する。冷凍庫から取り出し、常温で10分程度おき、半解凍の状態になったいちごを、保存袋のうえから麺棒などで叩き、細かく砕く。

次に、グラニュー糖と生クリームを加え、袋を閉じて全体が混ざるまで揉む。続いて、平らにした保存袋を冷凍庫で1時間冷やす。一度、冷凍庫から取り出して全体をよく揉んだあと、更に2時間冷凍庫で固める。取り出して、なめらかな状態になるまで調整しながら揉み、盛り付ければ完成。

いちごの風味が広がり、生クリームとの相性も抜群で、まるでお店で食べるような食感と味わい。汗ばむ季節、いちごのラストシーズンを、アイスで堪能してほしい。

(次田尚弘/和歌山市)

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