恥ずかしか、事はしたらイカン

日本の文化の一つに
『恥の文化』が有る。

『恥ずかしい事はしたらあかん』

『生き恥、晒すなら死んだがまし』

日本史の中でどれだけ多くの人物が、
恥晒すより死を選んだか！

確か？
薩摩藩士
『田中新兵衛』
示現流の達人、

京都で酒に酔い、
自分の刀を盗まれた。

その刀が悪用され、
或る殺人現場に落ちていた。

直ぐに田中新兵衛の刀と判明、
番所に呼び出された新兵衛、

『確かに、その刀はオイドンが刀でごわす』
と一言云うと、

役人からその刀を取り上げ、
その場で腹割っ捌いて、自決。

新兵衛からすると、
酒に酔い、
武士の魂で有る刀を盗まれたは武士の恥、

潔く死ぬのが道、

日本海軍の各船長は自分の艦艇が沈みゆく時、
他の船員は避難させても、
自分だけは艦艇と共に沈んで行くのが筋だった、

どこかに国の船の船長達とは違う、

昨今、
この恥を知らない日本人になってもた、

恥を知らずな、裏切り行為、
詐欺師まがいの株の操作、

恥知らずな言動に至ってはもう、
悲しい限り、

情けなき、
この世を眺め、
ため息ひとつ、