安倍晋三の足を引っ張る
今村復興相の読ませなきゃ
大臣やらせる前に読ませなきゃ
この本
「リーダーを目指す人の心得(コリン・パウエル)」という本は、
黒人として初めて米国陸軍で四つ星の大将まで上りつめ、
米国4軍のトップである統合参謀本部議長に史上最年少で就任し、
国務長官も務めたコリン・パウエルが、
それら経験から自分にとって意味のある体験や逸話をまとめたものです。
特にリーダーシップについて
特に主なものを挙げると以下となります。
・物事がうまくいかなかったとき、
それはリーダーの責任であって部下の責任ではない。
リーダーは分析し必要な対策をとり前進が必要
・ぶらぶら歩き、
通常の指揮命令系統や幹部経由で流れてこない問題をみつけ解決した
リーダーは部下をよく知り尊敬し、
また先頭に立って自分の能力を示すことによって
部下から尊敬を勝ち取る。
ただし、一定の距離を保つ。
部下が求めるのは無私なリーダー。
・最終的には責任は自分にある
・まちがいを見過ごさない
・現場が正しくスタッフは間違っている
・偉大なリーダーは誰もが不可能だと思った150%を引き出す
・ワインと違い、
悪いニュースが時間とともによくなることはない
・組織は内省的で透明性、
誠実が必要
・どのような仕事でも、
懸命に打ち込むべき
・リーダーは、
思考においても行動においても臨機応変が必要
以下はこの本のポイントなどです。
・コリン・パウエルのルール(自戒13カ条)
1.なにごとも思うほどには悪くない。
翌朝には状況が改善しているはずだ。
2.まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
3.自分の人格と意見を混同してはならない。
さもないと、
意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。
4.やればできる。
5.選択には細心の注意を払え。
思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
6.優れた決断を問題で曇らせてはならない。
7.他人の道を選ぶことはできない。
他人に自分の道を選ばせてもいけない。
8.小さなことをチェックすべし。
9.功績は分けあう。
10.冷静であれ。
親切であれ。
11.ビジョンを持て。
一歩先を要求しろ。
12.恐怖にかられるな。
悲観論に耳を傾けるな。
13.楽観的でありつづければ力が倍増する。
・物事がうまくいかなかったとき、
それはリーダーの責任であって部下の責任ではない。
リーダーは、
なぜそうなってしまったのかを分析し、
必要な対策をとって前に進まなければならない。
部下を一斉に罰するようなことをしてはならない。
場合によっては首切りもしなければならないし、
厳しい訓練を課したり高い成果を求めたりすることも必要かもしれない。
激励になるのであれば休憩時間にどなりつけるのもいいだろう。
いずれにせよ、
失敗の責任が自分にあることを忘れてはならない。
功績は皆で分けあい、
非難はひとりで背負う。
そして、おかしくなった理由を探し、
そっと直す。
・目的とはビジョンの終着点である。
ビジョンにエネルギーを注入し、
力強く前進させるのが目的だ。
目的は前向きで力がなければならないし、
組織の大勢に資するものでなければならない。
リーダーは、
一人ひとりの部下に自分と同じ目的意識を持たせる必要がある。
目的はトップのリーダーを起点に、
ダイナミックで情熱的なリーダーシップによって、
人から人へと広がり、
組織全体に浸透してゆく。
こうして、
リーダーの総体的な目的とつながりがある形で
、部下たちは組織の一員としての目的を持つことになる。
リーダーは、部下をよく知り、
尊敬すること、
また、先頭に立ち、
自分の能力を示すことによって部下から尊敬を勝ち取る。
ただし、一定の距離を保ち、
近づきすぎてはならない。
部下が求めるのは無私なリーダーであって、
利己的なリーダーではない。
またリーダーたるもの無私でなければならず、
利己的であってはならない。
倫理面においても行動面においても勇気を持ち、
常に正しいことをおこない、
正しいことをおこなうためなら首をもかける気概を持たなければならない。
厳しいが公正であり、
職権を乱用しない。
みずから手本を示すのはもちろん、
自分たちも手本になろうと部下たちに思わせる。
部下は、そういうリーダーを求めるのだ。
・部下と親睦を深めるのはいいが、
その際、
友だちづきあいにならないようにリーダーは気をつけなければならない。
気さくであることはいいが、
なれ合ってはならない。
部下が自由と勝手をはき違えるようなことは避けなければならない。
偉大なリーダーには、
管理者になりなにかがある。
優れた管理者は、
チームの設計能力を100%引き出す。
偉大なリーダーはその先をめざす。
誰もが不可能だと思った110%、120%、150%を引き出すのだ。
偉大なリーダーは部下のやる気を引き出すだけでなく、奮い立たせもする。
そのようなリーダーのもとで部下は高ぶり、
血が騒ぐのだ。
抜群のリーダーは抜群の管理者でもあることが多い。
なかなかお目にかかれない宝石のような存在なのだ。
だから、常に、150%を与えてくれる人物を探すべきだ。
・情報収集プロセスに対し私と担当者で同じ見方になるように、
また、担当者の説明責任を軽減してあげるため、
私は、次に示す4カ条のルールを設定した。
とてもシンプルなルールだ。
いまもこのルールを壁に貼っている担当者が少なくないらしい。
・わかっていることを言え。
・わかっていないことを言え。
・その上で、どう考えるのかを言え。
・この3つを常に区別しろ
今、話題の
今村復興大臣が読んだら
超勉強になる
・スタッフというのは、
だいたい、
悪いニュースを上司に伝えるのをなんとか遅らせるようとする。
そのほうがいいという上司も世の中にはいるが、
私はきらいだ。
コレは『R』だな
逆に、「問題が起きたと知ったら、すぐ私に知らせろ」
とスタッフに必ず求める。
ワインと違い、
悪いニュースが時間とともによくなることはないからだ。
「第1報対応のチェックリスト」ができている。
常識的に変だと感じないか?深呼吸をしたり目をこすったりしてみよう。
進行中のほかのことと矛盾はないか?その出来事に特別な状況や前後関係はないか?
チェックにどれだけの時間が使えるか?
どうすれば確認できるのか?スタッフにやらせろ!電話をかけろ!
第1報が正しく、
確認で対応を遅らせた場合のリスクやコスト
、失われるチャンスは?
第1報がまちがっており、
あわてて対応してしまった場合のリスクやコスト、
失われるチャンスは?
なにがかかっているのか?
時間切れだ!動きはじめろ!探しつづけろ!
第1報を受けたら、
まず、深呼吸を1回する。
まずはこれが一番だと経験から思う。
頭に上った血を少しでも下げてから対応を考えるのだ。
・メディアにはどのように対応すべきか、
メモを書いた。
かなり広い範囲に応用できるメモだと思うので、
ここで紹介する。
1.彼らは質問を選べる。君は答えを選べる。
2.答えたくない質問には答えなくていい。
3.もちろん、
ウソやごまかしはいけない。
だが同時に、あまりに素直なのもあけすけなのもよくない。
4.未来に関する仮定の質問には答えないこと。
5.上司へ内々に提出した自分の意見を語らないこと。
6.読者や視聴者に受け取ってほしいメッセージになるように答えること。
本当の聞き手は質問者ではない。
7.彼らは彼らの仕事をしている。
君は君の仕事をしている。
ただし、リスクを負っているのは君だけだ。
8.未来について予測や憶測を語らないこと。
9.そこを引用してほしくてわざと使うのでない限り、
スラングを使ったり気の利いたジョークを語ったりしないこと。
10.内輪の恥をさらさないこと。
11.賛成できない前提を含む質問には答えないこと。
12.答えたくない質問に無理に答えたり、
そういう質問に答えなければならない状況に追い込まれないこと。
13.罠にはまったと思ったら、
あいまいなことばをもぐもぐつぶやくこと。
14.せき払いや足の踏み替えをしないこと。
15.答えたあと、
追い打ちの質問が来るのはトラブルを意味する-右に旋回する、
推力をあげる、高度を取る、
緊急脱出をするなどしろ。
16.取材は30分で十分である。
これ以上長くなると、
自分の言葉に引っかかりはじめる。
17.食事をしながら、
報道を前提とした取材を受けないこと。
リラックスしすぎて、
友だちとおしゃべりをしている気分になってしまう。
18.座りなおしたり、
耳たぶをつまんだり、
顔に触れたりしないこと。
しまったと感じたことがバレてしまう。
19.なにをしゃべろうかと考えて間を空けないこと。
すぐにしゃべりはじめ、
しゃべりながら考える。
しゃべることを思いつかなければ、質問をくり返せばいい。
・昇進すればするほど、
上司がしたいことではなく、
みずからの意図を実現しようとするスタッフが身の回りに増える。
皆、よかれと思ってやっているわけだが、
その結果、現場がわからなくなってしまう。
だから、執務室を出て現場に足を運ばなければならない。
信頼する人物や友人には、
裸の王様になっていると思ったらそう教えてくれと頼んでおく。
陸軍では、従軍牧師や監察官、上級曹長から現場の状況を聞くといい。
なによりもまず、
自分にも現場の一員だった時代があることを忘れてはならない。
・組織というのは内省的でなけれがならないし、
透明性もなければならない。
また、みずからに対して誠実でもあらねばならない。
そのためには、
組織が掲げる目標や目的のもとに関係者全員が団結し、
信頼しあうチームにならねばならない。
内省と信頼の文化を醸成し、
目的を見失わない組織でなければ、
多くの成果を生みだし成功することはできないのだ。
・どのような仕事でも、
懸命に打ち込むべきだ。
その仕事が公務員でも軍人でも、
会社員でも、
あるいは別のなにかでも同じだ。
必ず、無私の心で尽くすこと。
自分本位で仕事をしてはならない。
そして、退職記念の金時計やプレートは、
にっこりと感謝の心で受け取り、
放り出される前にみずから列車を降りる。
飲み物でも持って日陰に座り、
ほかのトラックや列車でも眺めてみよう。
自分が乗ってきた列車が走り去るのを見送ったら、
新しい列車に乗って新しい旅を始めればいい。
・リーダーは、思考においても行動においても臨機応変でなければならない。
計画がうまくいかない場合はあらたなチャンスが生まれた場合、
計画を改定したり破棄したりできなけえrばならないのだ。
また、リーダーたるもの、
自分の計画はすばらしいとうぬぼれたり、
あるいはこれだけ努力してきたのだからおいう思いに目がくらんではならない。
実効の最初か最後までじっと注視し、
現実に合わせた対策を取らなければならないのだ。