セットの上には、「キャット・ウォーク」と呼ばれる照明助手さんが歩いて、照明の位置等を直す木製の橋の様なものがある。彼らは食事時以外は高さ10メートル近い所で撮影が続く間、ずっと過ごすとカメラマンに聞いた。テレビスタジオの場合は、下にある操作盤で、その作業をやるのだが。スゴイ仕事である。
裁判所のセットである。「裁判所」や「刑務所の面会室」等は絶対撮影に貸してくれないので、セットになる。特に「裁判所」は四方を壁で囲まれているので、実際の裁判所でロケをするより、セットを建てて撮影した方が自由が利くし、いろんな画が撮れる。
この日は、裁判所の場面の撮影。津川雅彦さん、陣内孝則さん、長谷川京子さん達が出ていた。午後2時に行って、途中で失礼するつもりが、撮影終了の午後5時過ぎまでいてしまった。現場は楽しい・・・シンドイけど。
実は、東宝撮影所にやってきたのは、ドラマを何度も一緒にやった監督が『愛の流刑地』という映画を撮っていて、その陣中見舞いの為。ドラ焼き60個買って、車で行ったら、入口で止められる事も無く、すんなり入れた。全く、セキュリティー無し。いいのか?
久しぶりにあった監督に「テレビドラマと映画の撮り方って違うんですか?」と素朴な質問をしたら、「俺も分かんなくなってるんだよーっ」と。モニターを2台見ながら、2台のカメラで撮る方法は変わっていないし、メインのスタッフは「いつものテレビドラマ」のスタッフなので、自分の撮り方を貫き通しているのだろう。4:3の画面から16:9の画面へ。編集で出来上がってきたものが楽しみだ。公開は来年1月の予定。撮影所のステージ(スタジオ)は暑いのかと思っていたら、第8ステージは冷房もよく効いていて、過ごし良かった。旧知のスタッフ達と話。かつて、僕のAPをやっていた女性がこの映画のプロデューサー。時が経つのは速い。
久しぶりにあった監督に「テレビドラマと映画の撮り方って違うんですか?」と素朴な質問をしたら、「俺も分かんなくなってるんだよーっ」と。モニターを2台見ながら、2台のカメラで撮る方法は変わっていないし、メインのスタッフは「いつものテレビドラマ」のスタッフなので、自分の撮り方を貫き通しているのだろう。4:3の画面から16:9の画面へ。編集で出来上がってきたものが楽しみだ。公開は来年1月の予定。撮影所のステージ(スタジオ)は暑いのかと思っていたら、第8ステージは冷房もよく効いていて、過ごし良かった。旧知のスタッフ達と話。かつて、僕のAPをやっていた女性がこの映画のプロデューサー。時が経つのは速い。