★ 皇宮警察官が自殺図る 赤坂御用地内で
・9月28日正午ごろ、東京・元赤坂の赤坂御用地内で、皇宮警察赤坂護衛署の男性警察官が 短銃で自分の頭を撃ち倒れているのが見つかった。警察官は病院に運ばれたが重体という。
宮内庁関係者によると、自殺を図ったとみられる。
赤坂御用地内には、皇太子ご一家の住まいの東宮御所をはじめ、秋篠宮邸、三笠宮邸、三笠宮寛仁親王邸、高円宮邸があり、赤坂護衛署が警備に当たっている。
上記ニュースを新聞で読んで思った事がある。先日、仕事で「警視庁」に行った時にも、入口に二人の警察官が立っていた。もちろん、こうした「警備」の仕事には「交代勤務」というものがあるのだろうが、自殺した警察官は高校を卒業して間もない方だったと記事に載っていた。
「ずっと同じ位置にいて、立っていたり、座っていたりするのは精神的にはかなりの重労働」だと思う。
会社の「受付」のほとんどが「女性」なのも、女性は「待つ」「仕事に変化がない」といった要素にも、耐えうる人が多いのではなかろうか。
クラブやキャバクラ、バーのママやホステスも「同じ場所で毎日待つ仕事」である。時々、「受付」の女性を見て、毎日、交代制とはいえ、変化の少ない仕事に耐えられるなぁと感心してしまう。
自殺された警察官も、皇居を守るという重大な仕事と、同じところに毎日立っているストレスの狭間で悩んでいたのかもしれない。新聞記事からそれ以上のものは受け取れなかった。
僕の高校の友人で、「インド料理店」を3軒経営している奴がいる。どの店も繁盛しているのは、いいのだが、彼はいちばん新しくできた店でオーナーと言いながらも、他のウェーターと同じ様に、注文を訊いたり、料理を運んだりしている。最近は腰痛に悩まされているらしい。
僕達、サラリーマンと違って彼には定年が無い。何歳まででも体が動く限り働ける。好きな仕事だから、彼自身がどこまでストレスを感じているかは分からないが、日曜祝日を除き、毎日、同じ空間で同じ仕事をしているのが辛くないのだろうか?彼の前職は「旅行会社の添乗員」である。「すごく動く仕事」から「同じ場所で働く仕事」に変わった訳である。
僕らは、ほんまにここの「インド料理」は美味しいので、時々、仕事仲間等と食べに行き、アホほど飲んで食べて、ほなサイナラである。お客だから、当然そうなのだが、彼は店を何歳までやるつもりなのだろう。
金曜日、仕事で会社に残っていたら、新番組の素材がコピーできたとの事で、そのVTRを持って、制作のAPとデスクの女性と三人でホームページ制作会社に行った。着いたのは24時。その会社の人も7~8人残って仕事をしていた。打ち合わせが終わり、タクシーに乗ったのが26時半。帰宅して、カレーを温め、ご飯をチンして、夕食を食べ終わったら28時。体的にはしんどかったが、仕事をやった充実感はあった。お陰で、昨日は「鍼」と「散髪」に行った以外は寝ていたし、夜も21時過ぎには完全に「おねむ」になっていた。
今日起きたら正午。深夜に仕事した疲れは歳と共に、リカバーするのに時間がかかる様になった。それだけが残念!