出版社/著者からの内容紹介
人間がその最後の段階で発する言葉、あるいは書き遺した言葉は、その人物を知る重要な材料となる。意外な人物が素晴らしい辞世をものにしていたかと思えば、聖職にある者が死の近いのを知って大いに狼狽したりと、「死」というものが人間に与えるインパクトは一様ではない。(中略) こうして幾つかの辞世を眺めてみても、日本人の男の生き様と死に様が見えてくる。そこで私がとりわけ興味深い101人を選んだのが本書である。思いがけない人が予想だにしない言葉を遺している点に、改めて驚いた次第だ。(著者まえがきより)
内容(「BOOK」データベースより)
高杉が、松陰が、謙信が、信長が、死を前に残した思いとは?熱き日本の男たちの生き様と死に様。
出版社からのコメント
「おもしろき こともなき世を おもしろく...」(高杉晋作・辞世)
高杉が、松陰が、謙信が、信長が、死を前に残した思いとは?
熱き日本の男たちの生き様と死に様。
101人の辞世を作家・柘植久慶がそれぞれへの思いを込めて語る。
本書に登場する辞世......高杉晋作、吉田松陰、西郷隆盛などの幕末の動乱を生きた人々。上杉謙信、織田信長をはじめとする戦国の武将たち。後醍醐天皇、足利義政、一休宗純などの古代から中世に名を残す偉人たち。葛飾北斎、大石内蔵助、杉田玄白など江戸時代を生きた人々。栗林忠道、阿南惟幾、山下奉文、東条英機など戦いに生きた軍人たち。夏目漱石、森鴎外、石川啄木などの文学史に名を刻んだ文人たち。快川紹喜、本因坊算砂などの異才を放った男たち。三島由紀夫、田宮二郎、円谷幸吉といった現代に生きた人々。
彼らの辞世、熱き思いが今、蘇る!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柘植 久慶
1942年6月21日、愛知県生まれ。作家、軍事評論家、1965年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、在学時から海外で従軍経験を重ね、1970年以後はラオスやヴェトナムで対ゲリラ戦に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「おもしろき こともなき世を おもしろく棲みになすものは心なりけり」は僕のとても好きな言葉。
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