旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

上越妙高駅にイースト・アイがやってきた

2013-12-04 | にいがた単身赴任始末記

AM06:10、大学生のブラスバンドが「天地人のテーマ」を奏でている。
警笛を鳴らすこともなく静かに下り本線に入線する検査車両「イースト・アイ」。
長野駅から60kmほどを5時間かけて走ってきた。

来賓席で新幹線車両を迎える機会に恵まれ、早朝から歓迎セレモニーに出席した。
今日は同様の式典が飯山駅・糸魚川駅・黒部宇奈月温泉駅でも行われている。

検査車両は3月末日までかけて線路や架線、信号設備などの検査を繰り返す。
降雪積雪環境のデータを取りながら時速260km運転まで達するそうだ。
その後E2系やお待ちかねE7系の登場となる。

金沢延伸開業まで1年3ヶ月。
新幹線がやってきて地域が活性するか、沿線の競合に飲み込まれて埋没するのか。
これは行政や地元企業そして住民の取り組み次第。やるべき事はまだまだ沢山ある。