旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

台風の夜は家呑み派 「Fermier2018」

2021-09-22 | 日記・エッセイ・コラム

 時に強く時に弱く、一定のリズムで窓ガラスを叩く雨音。東進する台風の夜は家呑でワインを開ける。
“Fermier” は、先ごろ呑み潰した越後線沿線、海と砂に囲まれた新潟ワインコーストで醸された1本だ。
とは云え、開けたのは新潟アルバリーニョではなく、北海道・余市産のケルナーなのだ。
柑橘系シトラスの香りにライチのような瑞々しい果実味(実はボクにはよく分かっていない)は、
案外和の惣菜と相性がいいね。夜の帳が下りるのが早くなった秋分の頃、家呑みのワインが愉しい。

Endless Love / Lionel Richie e Diana Ross 1981