行きつけとは云わないまでも、時折寄せていただく居心地の良い居酒屋。
ちょっと気になったひと皿が “ズワイガニと菜花ポン酢”、冬と春が出会う肴だね。
ズワイガニの甘みと菜の花のほろ苦さが一緒になって、そしてポン酢のジュレがいいね。
今月の地酒のラインナップを指で辿って日本海側の酒を探す。ズワイガニが獲れるところのね。
新潟県の河忠酒造の酒があった。30分も走れば出雲崎漁港がある辺りの蔵だ。
“想天坊” の純米しぼりたて生原酒は冬の酒、爽快な香りで芳醇な旨味のある酒ですね。
冬の芳醇な酒を酌みながら、冬の味覚ズワイガニを抓む。っで菜の花の苦みに春を想う。心地よい宵だ。
<40年前に街で流れたJ-POP>
もっと接近しましょ / 石川秀美 1985