旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

風を感じて! "野山の錦" 三峯神社へ

2020-11-07 | 単車でGO!

 KAWASAKI の火の玉カラーがもみじの「朱」とコラボレーションして、なかなかいい絵になっている。

里では気配もなかったけれど、三峯神社(標高1,100m)はまさに "野山の錦" って感じなのだ。

皆野寄居有料道路から続くR140バイパス、水冷4気筒はエキゾーストサウンドを響かせてグイグイ高度を稼ぐ。

 まるで『信心無き者は去れ』とばかりに睨みつける随身門の「狼」に導かれて本殿に詣でる。
三峯神社の神の使いは「狼」、獅子でも狛犬でも狐でもなく、参道の至る所に「狼」が鎮座しているのだ。

東征途上の日本武尊がこの地を通った際、三峯(雲取山・白岩山・妙法嶽)が美しく連なる景色に感動し、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)の国造りを偲んで二神を祀ったのが神社の起源だ。

日本武尊が三峯を越えたのは、こんな "野山の錦" の頃だったのだろうか。

 遅いランチは "豚みそ丼" を狙ったのだが、この日はすでに営業終了の看板が掛かっていた。
然らば手打ちの十割蕎麦の人気店「みやび庵」へ、お待ちかねの「新そば」の幟がはためいている。

三番粉を挽きこんだ香り高く野趣に富んだ "いなか蕎麦きり" をいただく。
蕎麦つゆをつけずに一本を啜る。香りは高くそしてなんとも甘い、これはなかなか美味い蕎麦に巡り合った。

 エメラルド色に流れる長瀞峡の荒川、この辺りが錦に染まるまであと数日かかるでしょう。
それにしても、思いのほかグラマラスな Z900RS のボディーラインに終始クラクラなボクなのです。
この娘本命なんだけれど、この秋冬シーズンは様々試そうと思っている。"吞まない旅" 続きます。

<40年前に街で流れたJ-POP>
シャドー・シティ / 寺尾聰 1980



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4 コメント

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Unknown (ZUYA)
2020-11-07 10:50:51
そうですね。三峰は今がピークでしょうね。私は今月中旬に両神山に登ります~✌️
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Re:ZUYAさん (吞み人)
2020-11-07 10:59:10
ご無沙汰してます。
両神山ってルートに鎖場がある山ですよね。
お気をつけて、良い季節の山を楽しんでください。
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バイクが恋人♪ (越後美人)
2020-11-07 15:11:30
素敵なバイクですね~♪
私も男の子に生まれていたら、今でも乗っていたでしょうね、
こういった画面を見ると羨ましくなります。
因みに、学生時代に乗っていたバイクは中古で150㏄の小型でした。
名前は「コウタロウ」(笑)
バイクは恋人ですね~(^^♪

素晴らしい紅葉と素敵なバイクを見せて頂き嬉しくなりました~(^_-)-☆
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Re:越後美人様 (吞み人)
2020-11-07 22:52:46
こんばんは。
「コウタロウ」いいですね。ソルティーシュガーって感じですかね。
大型バイクにリターンしたのは新潟単身赴任時代。
越後七浦、笹川流れ、六十里越え、秋山郷、妙高山麓などをよく走りました。
越後美人さんの青春の地を走ったかもしれません。
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