よく冷えたキリンラガーを注いで、ささやかな幸せを感じている休日の午前11:00。
カリカリに揚がった大ぶりな “あじフライ”、おじちゃん、アテになるように包丁を入れてくれた。
たっぷり中濃をかけた一片を口に放り込む。辛子にツンときて、思わず鼻をつまむ。
時代を流れて大衆食堂に進化した蕎麦屋さんは、丼もの、フライもの、中華風のヒトサラもラインナップ。
邪道な蕎麦前かも知れないけど、いや、昼から開いている居酒屋みたいで楽しい。
新潟は長岡の “吉乃川” の一合瓶を燗してもらったら、ガラスの猪口でキュっと一杯。
そば丼に入って “おでん” が登場して燗酒のお供をする。
〆の “ざる” はたっぷりの刻み海苔が嬉しい。サッとそばつゆにつけてズズっと啜る。美味しい。
午後は本を読もうかな。どこにも行かない、働かない、怠惰な休日を愉しみたい。
<40年前に街で流れたJ-POP>
クライマックス御一緒に / あんみつ姫 1984