通りの向こうから濃厚な豚骨スープの匂いが漂ってくる。ごこれ反則だよなぁ。つい吸い込まれてしまう。
なんともクリーミーなスープが泡立って、薄切りのチャーシューと味玉が見え隠れしているね。
細平打ちを無遠慮にズズッと啜る。鼻腔まで豚骨スープに支配される。濃厚な泡がカタ麺に絡んで美味しい。
調子にのって替え玉を頼んでしまう。つい口を滑った感じだ。味玉を割ってマイルドに楽しむ。
今度は辛子高菜をたっぷりのせてアクセントをつける。んっこれもまた九州の味か、ピリッと美味い。
冷え込んだ夜、外には席待ちの列が続く。出張もまた楽しからずやなのだ。
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ウエディング・ベル / シュガー 1981