鶏ガラスープに中太麺、炒めたひき肉とニラがたっぷりのって、あと唐辛子の赤が目に沁みる。
中太麺を大掴みして大胆にズズッと啜る。っと思わずせき込み涙ぐむ。かっ辛い。
少し遅れて頭頂に薄っすら汗が滲むような、この病みつきになりそうな辛さが名古屋の “台湾ラーメン” だ。
当たりをつけていた酒場がいずれも満席の名古屋4日目だから、方針を変えて台湾ラーメンの「味仙」へ。
先ずは冷えた瓶ビールをグラスに注いで「お疲れさま!」グラスの店名にプライドを感じる。
焼きたての “餃子” が運ばれてきたから、熱々を突っつきながらゆるりと始める。
傾けた瓶ビールが滴を垂らしたから “レモンサワー” を注文、もう少し飲みたい。
ごろっと大きめに揚げた豚肉にたっぷり刻みネギを散らして甘酢をかけて、ここの “酢豚” は美味いアテだ。
さて、そろそろ “台湾ラーメン” を。名古屋だけで食される(台湾にはない)ご当地ラーメンを食べておきたい。
<40年前に街で流れたJ-POP>
哀しくてジェラシー / チェッカーズ 1984