前に古町の飲み屋で貰った拡大鏡(ルーペ)のお陰で太宰治の「津軽」を読み終えた・・小さな活字を追うと目が疲れてしまうのだ。
去年は文庫本を読んだら目が痛くなって来て眼鏡を買い替えたのだった。
文字が大きくなるとそれだけで(内容は別として?)もの凄く読み易くなるのです・・どうぞ試してみて下さい。
この「津軽」だが文字を大きくして読んだら?津軽地方を自虐的に取り上げたりで中々面白い・・只、地元の人が読んだら腹を立てるかも知れない。
本当かどうかは分からないが、「みちのく」とは道の奥の略だとか、古くは「化外の弛」、「僻陬・へきすう」・・簡単に言うと支配の及ばない僻地で中央からは熊かサルの住む土地と思われていた(かも知れないと書いて有る)。
”白川以北一山百文”なんて聞いた事が有るが、そう侮蔑したと言う薩長土肥だって似たようなもの・・青森なんか早々と新幹線が通ったのに、未だに・・・だ。
只、この前に津軽半島をぐるっと廻ったので地名や、金木への山道などが親しみを持って感じられた。
道の駅で買って来たリンゴだが、今一の感じだった・・時期が早かった?
*もう一冊文学集を借りて来たのだが、もっと文字が細かい・・この新兵器のお世話になろうか。