『最高の誕生日』

２月９日（月）


２月９日は夫の５９歳の誕生日

『最悪の誕生日だ』・・・と
風邪が完治しないでダラダラと体調がはっきりしない夫。
森進一ふうの声は脱したが依然として微熱が取れないでいる。

点滴も２日ほどしていたのだが・・・
それでも担当医師の話では最悪の状態は過ぎたらしい。

娘が誕生日のプレゼントを持って来てくれた。
オシャレなパジャマ、黒字に白のストライプ。
まるでスーツの様だ。

二人でＯＴのリハビリ中なんだけど（ベットサイドで）、
Ｈａｐｐｙ　ｂｉｒｔｈｄａｙ　to　ｙｏｕ　を歌った。
様子を見に来てくれたＰＴの療法士さんも参加してくれた。

息子からはお祝いのメールが届き夫は嬉しそうな笑顔で、
『風邪ひくなよって返信してくれ』と、

夕食を終えて洗顔も済み後は寝るだけと思われた時に、
メールが・・・
夫の兄から、

『何か忘れてた気がしたら誕生日を思い出した、
　　　　雪解けが進めば週末の帰宅も多くなるので焦らず療養のほどを・・・』

１１歳違いの弟思いのお兄さんのメールに、
せっかく洗顔してスッキリしたのに涙と鼻水でグショグショ

『最悪の誕生日』だなんて言って、
こんなに皆に祝福されて５９歳の誕生日は、
『最高の誕生日』になったんじゃないの、