『いつ、うちらも倒れちゃうかもしれないから、天袋をきれいにしていこう』
と梅ちゃんに言われて、先日2階の部屋の天袋にある私の私物を引っ張り出しました。
断捨離開始です・・・が、思い出がいっぱい詰まっていました。
いくつもの段ボールの中にコレがでてきました。
マイクロプロセッサV53ハンドブック
懐かしいなぁ
V53って、Vシリーズの一つ、
かつて日本電気NECがインテルからライセンスを受けて作っていたCPUです。
たしかインテルの16ビットCPU・80186相当のCPUだったと思います。
CPUだけでなく、インテル相当のCPU周辺ICも作っていました。
わたし、在職中は設計部門に所属していたことがあって、
電気設計・ソフト設計を担当していました。
入社してしばらくは、インテルの8ビットCPU・8085を使っていましたが、
V53は、私が設計した初めての16ビットマイコンの機器に搭載した
周辺ICを組み込んだワンチップCPUです。
この本は、設計するときの参考書として使っていたものです。
あの当時はNECは、CPUも作っていたのに・・・
あの当時は日本の電気メーカーは、パソコンだって作っていたのに・・・
いまは台湾メーカーにその地位をその生産ラインを奪われてしまいました。
日本の技術はどこに行ってしまったんでしょう
復活の日はくるのでしょうか・・・
さびしいなぁ・・・断捨離