四川省成都市の税関当局が2011年1~3月に同省から輸出された液晶テレビが、
前年同期比81%減の1万7000台にとどまった。金額ベースでも同81.4%減の344万米ドル、
このうち3月の輸出台数は前月比93.3%減の356台に落ち込んだと発表しました。
税関関係者は、世界の家電市場の低迷に加え、東日本大震災の影響で、液晶パネルや半導体など日本から
の中核部品の調達に支障が出ているためだと分析しているそうです。
81%減というのはすごい落ち込みです。
でも、この記事の数字を計算してみると、
去年月平均3万台だったのが、
今年は1月約11,000台、2月約5,900台、3月約400台ということになりますし、
日本の震災があったのは3月中旬、部品供給に影響が出るのは早くても4月以降と
思われます。
震災がなくても、1月で50%以下、2月20%以下に落ち込んでいますので
日本の影響での落ち込みという分析は違うのではないでしょうか