4日の記事から。都内に住む70代の女性が、太陽光発電の会社社員を名乗る男から社債の購入を持ちかけられ、1億2600万円をだまし取られたという。
警視庁によると、5月初旬、杉並区に住む70代の女性の自宅に太陽光発電の会社社員を名乗る男から社債の購入に関する電話があった。男は「会社が上場すれば、債券の価値が跳ね上がるので購入してもらい、上場後に購入金額の数倍で買い取る」などと言って、現金合わせて1億円をだまし取ったという。男は、6月下旬にも「上場の話が金融庁にばれたので預金を差し押さえられる恐れがある」などと言って、女性から2600万円をだまし取り、その後、連絡が取れなくなったという。6月上旬までの間に計5回、計1億円を手渡したが、自宅に受け取りに来た男は毎回違っていたという。
警視庁は、背後に大規模な詐欺グループが関与している可能性が高いとみて調べているという。同庁によると、振り込め詐欺や金融商品詐欺など、面識のない相手に電話などでだまされる事件では都内で過去最高の被害額だという。
人間、何歳になろうとも欲の皮には際限が無いのか。「あるところにはあるものだ」と感心すると同時に、「この女性はアホちゃうか(失礼)」と、ねたみ・ひがみ・やっかみ根性丸出しのババ。70代といえばババと同年代だが、何億という金を持ちながら、まだ増やしたいと思うかなあ? あの世へ持ってゆけるわけでもなし、そんなにお金を貯めてどうするの?
振り込め詐欺や金融商品詐欺については、毎年、啓発イベントやキャンペーンが強化されているのに、なぜこうも簡単にだまされてしまうのか。この女性が全財産をだまし取られたというのでなければいいが…。ババはケチだから、たとえ1万円でも見知らぬ人に預けようなどとは思わないが、この女性はきっと、素直で人を疑わない性格なんだろうネ。
昨今は、社債や未公開株等の金融商品等取引を手口とする特殊詐欺被害が全国的に多発傾向にあるという。「敵もさる者引っ掻くもの」、だまされる者がいるかぎり、あの手この手と方法を変えてくるだろう。が、この手の話には頭から疑ってかかることだ。
わが子可愛さに振り込め詐欺に遭った高齢者にはまだ同情の余地はあるが、欲の皮が突っ張ってだまされた人には同情はしない。大体、電話勧誘の儲け話に乗るのもおかしいし、今の世の中、元手が何倍にもなるというおいしい話などあるわけがないのである。
ババはケチだから、今あるものを増やすことより、まず減らさないことを考えるけどネ。7月初め、銀行から5年前に買った個人国債の償還期限が来ますと電話。5年固定で2007年購入時の利率は1.5%(税引き前)、100万円買っても年に1万5000円の利息が付くという優れもの。が、現在は0.19%(税引き前)だとか、あのリーマンショック以降、下がりっぱなしである。償還日になると自動的に普通預金に入金されるが、利息はすでに年2回ずつ5年分受け取っているので、元本だけである。
女性行員が色んな金融商品を勧めるが、元本保証でないとダメ。バブルがはじけてから長い不況が続き、さらに、2009年のリーマンショック、そして、追い討ちをかけるようにユーロ圏の金融不安の影響で、現在は最悪の状況にある。株式は低迷、投資信託はガタ落ち、これまでどれだけ損をしたか。もう金融商品への投資はやらないと決めている。利息は少なくても元本さえ保証されればいい。ババの資産などスズメの涙ほどだが、それだけに増やすより減らさないようにするだけで精一杯。うまい話には裏がある、お金が絡む話には疑ってかかれ。これはババの哲学 である。
相談する人もいるのに、勝手に契約してしまう老人。まだ
70代なら、そうとしか考えられませんね。
「敵もさる者」年金で細々暮らす我々には近寄ってもきません。いよいよの場合を考えての資金は死守しなきゃね~。
正常な判断ができないのなら家族が管理するでしょうし、自分で預貯金をおろしてくるのですから、正常なのかな。
欲張りならこんなに簡単に金を渡さないだろうにとも思ったり、こういう人の心理は到底理解できません。
この金額の1桁小さくていいからほしいです。(笑)
そうですね。最近は自分のおカネでも身分証明など求められて、大金など簡単にはおろせませんね。やっぱり欲張りババさんです。
さらにもう一桁小さくても私はOKです。(笑)
これって、“欲ボケ”ですかね?
最近の金融機関は100万円でも下ろすとき使途を聞かれます。大きなお世話だと思っても、年寄りの場合は詐欺に遭うことが多いからでしょう。
どこの銀行かしりませんけど、こうした注意を払ってあげていれば2回目か3回目くらいで被害を防げたかも知れませんね。
「小さな親切大きなお世話」といわれるのを恐れたのでしょうかね。
なけなしの財産を子や孫可愛さに巻き上げられる悲劇に比較してもうこの金額では喜劇に近いと感じる金銭感覚のsirousagi
.自分の労力で稼いだもの以外利子等と云う名前で増える仕組みはどんなにうまい言葉で勧められても信じない。これが鉄則
先日知らない人から電話があり、ちょっと聞いただけで儲け話の電話だったのですぐに切りました。
うちは電話帳に載せていないのになぜ番号がわかったのか、あてずっぽうに掛けたのでしょうか。
切ったあとで、いい頃合まで話をあわせて気を持たせて断ってやればおもしろかったのに、なんて考えました。
が、相手の話に乗ったらもう終わり。私だけはと思っている人が騙されるそうですから、すぐに切ってよかったのかもしれませんね。
お金って魔物ですね。増えれば増えるほどもっと、そんな風になってゆくのでしょうね。