米大リーグのレイズは1日、戦力外となっていた松井秀喜外野手を自由契約にしたと発表した。4月30日にレイズとマイナー契約したが、7月24日には戦力外通告、自由契約は本人が希望したという。松井は今後、新たに契約する大リーグの球団を探すことになるが、今季は34試合に出場し、打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と低迷していたため、見通しは厳しいという。
また、松井が戦力外通告を受ける1日前の7月24日、イチロー選手が11年間在籍したシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースにトレードされた。イチローはヤンキースへの移籍に当たって、①打線の中で下位の打順になること ②控えになることもあり得ること ③守備位置が限定されないこと―という3つの条件を全て容認したという。これまでのイチローからすれば、屈辱的ともいえる条件だったろうに、それをすべて受け入れ、新天地で再出発することを決意したイチローの胸中は察するに余りある。
この突然のニュースは、イチローファンでなくともビックリ仰天したが、またまた松井が自由契約になったという記事に驚く。2人はともに38歳、どんなに優れた技の持ち主でも、年齢とともにくる体力の衰えは如何ともし難いということか。大リーグへの道を開いたといわれる野茂が14年間の現役生活にピリオドを打ったのは39歳。そうしてみればイチローも松井もそろそろそういう年齢だということだろう。
現在、イチローは、移籍後初となる大リーグ通算100本目の本塁打を放つなど、ヤンキース移籍後8試合連続安打を記録し、ファンを喜ばせている。が、そんなイチローにも、「シーズン終了をもって放出される」という新聞報道がある。MLB評論家・福島良一氏は「高齢化が著しいヤンキースにとって38歳のイチローは補強候補の対象外。それでも獲得したのは、昨季盗塁王を獲得した28歳の正左翼手・ガードナーが肘の故障で今季絶望となったからで、イチローはあくまで彼のスペア。」と語ったという。プロの世界とは何と非情であろうか。哀しいかな、上りつめればもう下りしかない。これも人の世の常である。
余談だが、メジャーでは5年以上の選手登録された時から支給対象となり、10年を過ぎると満額支給資格が得られる。減額されるが45歳から受け取ることも可能で、60歳からだと年間2000万円程度が終身支給されるという。選手登録年数が延びればされに増額されるそうだが、松井の場合、このまま現役引退となれば満額支給はない。しかし、10年に到達しないで引退した選手は、その在籍年数に応じての金額が支払われるという。
一方、日本では10年以上の選手登録された時から支給対象となり、55歳から年間100万円が支給されるという。あの厳しい世界で10年間頑張ってもたったの100万円…。引退した選手が生活に困窮して犯罪に手を染めるというのもよく聞くが、超一流選手でない限り、老後は安心というわけには行かないようだ。この桁違いの年金制度がメジャーの魅力の一つとも、力のある日本の選手がメジャーに行きたがるのも納得できる。
話は変わるが、普段ならイチローや松井の話題はすぐにスポーツニュースで取り上げられるのに、今はどこの局もオリンピック一色。どこにチャンネルを変えてもオリンピック、オリンピック。NHKなど朝から翌朝までぶっ通しで、ニュースの時間も何もあったものではない。
私は、毎日、朝7時のニュース、夕方6時10分のローカルニュースと7時のニュースを見るのだが、最近はオリンピックの話題で前半が終わり、取ってつけたようにニュースを少し。夕方6時10分のローカルニュースなど放送のない日が多く、あっても45分からちょこっとだけ…。それだけ重大事件や事故がないということだろうが、それでもニュースの時間はいつもどおりニュースから放送してもらいたい。
そう思うのはババだけかと思ったら、『受信料を取っているNHKはニュースをきちんと報道せよ』というブログがあり、偏屈なのは私だけではなかったとホッとしている。
誰もかれもがオリンピックに恋焦がれている訳ではないのにどうも勝手にエキサイトしているようです。
イチローや松井秀樹 達でさえ容赦なしですのに、それでも
すこし実績があるだけでメジャーに行きたがる・・。
やはり おカネより憧れでしょうか?
これまでのオリンピックはどうだったか、よく覚えたいないのですが、この何日間、民放ならいざしらずこのNHKの入れ込みようはおかしいですよね。
中継は、番組制作の手間ひまもなく、編成のわずらわしさもなく楽だからでしょうか。一昼夜ぶっ通しというのは節電対策に反します。
メジャーに行きたがるのは自分の力を試したいというのもありますが、この年金制度も理由の一つだと言う記事もあります。
一生懸命頑張っても引退後の心配をしなくてはならないというのは気の毒ですね。
ウィキペディアで非常に長い記事が出ていました。
脳梗塞でもくそ真面目な私は読み切るのに半日かかりました。地元にいながら知らない事がたくさん書いてありました。
森元総理とはが隣同士で小学校も同じだと知りました。
森さんは次の衆院選で出馬しないと言って周囲を慌てさせましたがどうなるのでしょうね。
何処かのボスとは行って来るほど違いますね。
根上町には立派な偉人が二人もいらっしゃるようです。
ツアーで石川県にゆくと松井秀喜記念館の近くを通ることがよくあり、ガイドが必ず教えてくれます。
イチローほど目立たなかったけど、足掛け10年も頑張ったのですね。
日本へ帰ってくればいいのに、本人にはその意志はないとか。野茂さんは最低の年俸でもあっちこっちの球団を渡り歩いて14年頑張りました。どうするのでしょうね。
森元総理は今日の新聞で「取り消したりしたら鳩山元総理以下の人間になってしまう」と言ったそうです。世代交代の時期がやってきたのでしょうね。