今日も曇りだが、雲間に太陽が見え隠れしている。
5日、経済減速のなか中国全人代が開幕した。中国は完全にバブル崩壊の状況で、下手をすると日本のときよりも酷い状態だと言われているらしい。今年の中国の大型連休春節でも、それほど中国人は訪日しないのではとも言われたが、蓋を開けば日本中どこへ行っても中国人観光客でいっぱいだったそうだ。
中国人観光客といえば“爆買い”だが、 今年は少し違ったという。東京・銀座で買い物中の中国人観光客にマイクを向けたら、「予算はありません。すでに600万円ぐらい使いました」と。この家族が買ったのは、およそ120万円の高級ブランド、ルイ・ヴィトンのバッグにジャケットも。さらに、約100万円の指輪も購入したそうだ。
これまで中国人の“爆買い”は、安価な化粧品や医薬品・日用品が多かったそうだが、昨今の観光客は欧米のバッグ、宝石、化粧品などのブランド品を日本で購入する人が多いとか。その理由は、中国のブランド品の偽造は巧妙になり、専門家の鑑定を経ないかぎり、本物と区別できないような「偽物」が多いという。それに欧米へ行くより日本は隣国で、ツアー料金自体が安いからだ。日本は平和で安全な国。日本製品は高品質で信頼が持てる。日本の美徳いまだ健在ということか。
現在の中国 元 / 日本 円の為替レートは1元 = 約20円。ちなみに中国の平均年収は約191万円ほどらしい。それなのに一度に600万円もの買い物をしたり、安物商品を “爆買い”する人って、一体どんな人だろうか、いつも不思議だった。
ネットによると、中国の階層別の人口と平均年収は次の通りである。
富裕層:360万人・2500万円〜3500万円
中間層:1000万人・700万円〜850万円
サラリーマン層:2億人・250万円〜350万円
低所得者層:5億人・100万円〜120万円
富裕層で3500万円だっておかしいね。この程度なら日本ではざらにいるよ。先週、週刊誌の見出しに、年収1000億円超が24人(2~4位は同じ一族)、1位は3兆円だとか。だれだか知らないがすごいネ! この人たちも外国へ行って何百万円、いや何千万円もの“爆買い”をするのだろうか。
ついでに、日本と中国の物価の違いも調べてみた。
「ミネラルウォーター」日本:115円 中国:50円
「コーラ」日本:140円 中国:60円
「ラーメンチェーン店」日本:850円 中国:700円
「映画鑑賞料」日本:1,900円 中国:510円
他にもまだあるが、こうしてみると中国は物価が安いから、物価が高い日本よりも暮らしやすいだろうね。もし日本企業に就職、中国でリモートワークという生活が可能なら、富裕層への仲間入りも夢ではないかも…よ。
「お金はお金のあるところに寄ってくる」という。どうもわが家の前で貧乏神が立ち番していて、お金が寄ろうとしても戸口で追い返していたらしい。おかげで大金には縁のない暮らしだったけど、ひどい貧乏でもなよかっから、まあ良しとするか! (✿◡‿◡)
バブルがはじけた日本の時を思えば、これから国内もだんだん沈静化していくのか・・。
これから5年ほどの中国国内の動きを興味をもっていていきたいわ。
最近の訪日外国人観光客は、富裕層が多く、物を買うよりも体験する事の方に関心が向いているようです
コロナ前のような賑わいが戻ればいいのですが、バブル期のような、狂った時代はもう来ないと思います。
中国人の爆買い、今ではブランド品が狙いとは、どんな職業の人が買うのかと不思議です。中国の人口は7億人超、一人っ子政策のせいで今では高齢者ばかり。また産めよ増やせよの時代になりそうです。が、経済は減速するばかり、習さんも大変でしょうね。日本の経済はこれからどうなりますかね。
日本はようやくバブル期を超えたようですが、世界の経済が安定しない今、浮かれてはいられません。どの国も楽なのは富裕層だけ、低所得者に春はまだ遠いようです。株高だって金のある人が儲けているだけ、投資金を持たない人には縁のない話です。地道に暮らすのが一番ですね。