修善寺温泉街には町の中心を流れている、狩野川の支川修善寺川(桂川)に沿って、見事な竹が並ぶ遊歩道がある。行ってみたら左右に堂々たる竹が並んでいた。上を見ると葉の間からやわらかく漏れる光が美しく見とれていた。
伊豆の修禅寺に行った。温泉名の修善寺とは真ん中の漢字が違っていた。弘法大師空海が開いたお寺であり、鎌倉2代将軍頼家が北条時政に幽閉され殺害されたと言われている。宝物館には源頼家を供養する書物があり、北条時政の娘でありながら源頼家の母であった北条政子直筆の署名があって目をひいた。くらくらしそうな話だ。源氏と北条氏、両方の立場であった彼女はどのような人物だったのか、源頼家の殺害から源氏の興亡にいたるまでどのようないきさつがあったのか、気になってきた。帰ったら調べてみなくては。
雨上がりだからだろうか、周辺の木々の葉の緑が一段と鮮やかでみずみずしかった。
雨上がりだからだろうか、周辺の木々の葉の緑が一段と鮮やかでみずみずしかった。