門脇吊り橋を渡り、でこぼこの岩石の上をよろめきながら海へ海へと向かって歩いていきました。かなり海の近くまで来ました。これ以上進んだら危なそうなところにまできたらそしてこのような絶景に巡り合うことができました。岩の間から海がのぞきこめます。
城ヶ崎海岸には美しい門脇吊り橋という吊り橋があります。高さ23m、長さ48m、下を見るとまさに岩にたたきつける荒波が迫ってくる状態。けれども非常に頑丈に作られているため、そこまで恐怖感を感じずにわたることができました。
今日は天候の都合で行先を変更し、伊豆半島東部の城ヶ崎海岸へと向かいました。伊豆半島中部の天城山、大室山の噴火によって流出した溶岩によってつくられた断崖絶壁海岸で、非常にダイナミックです。断崖絶壁海岸には目がない私。ごつごつした岩にひるまず激しくぶつかっていく海水にすっかり見とれていました。
しかしこのような海岸に出会えるのは太平洋や日本海のような外洋ならではの楽しみかもしれませんね。今住んでいるところの近くでは観音崎の海岸もそのような感じです。見事な景観美とごつごつした岩を踏みしめる感触を同時に味わえるのにはびっくりしました。数年前まで見てきた瀬戸内海も美しいのですが、このようなごつごつした野性的な火山岩のうえを直接歩く機会はほとんどなかったような気がします。しかしやさしく包み込むような海も魅力的でした。どちらもその土地土地の海の魅力があると思いました。
この写真は城ヶ崎の灯台の上からガラス越しに撮った写真の一枚です。